名古屋
プロデューサーブログ

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自然素材ということ

2014年10月22日(水)

こんばんは。

明日も朝から雨の様子。気温も上がらない様で、体調管理に十分ご留意

くださいね。

 

さて、今日は平日でしたが、お仕事帰りのU様とお打合せでした。

その際、「ズバリ、アイジーは他の自然素材住宅と何が違うのですか?」

とのご質問を頂きました。

 

確かにホームページを見ただけでは、違いが分かりにくかも知れませんが

実は同じ「自然素材」と言いながらも、中身はまったく違います!

簡潔に言ってしまうなら・・・

 

 揮発性有害物質の元凶となる化学ボンド

 を極限まで排除した自然素材

 

と、言う事。

 

これは、建具壁(天井)、そして柱、梁などの構造体に、化学ボンド

を使用してない無垢材を使っている所に表れます。

しかし、実はこれだけでは、「全然甘いっ!」のですね。

つまり、日本の木造建築では、いくら仕上を自然素材にした所で、それらを

めくれば「構造用合板」が出て来るんですね。(↓)

構造用合板床.JPG

これ、施工がとっても楽チンですが、断面を見ると・・・

構造用合板断面.jpg

こんな風に、何層もの薄くスライスした板が接着剤でくっつけられているもの

で、その接着剤のおかげで、木材製品なのに呼吸ができないという特徴が

あります。

 

対して、アイジースタイルハウスの自然素材の凄さと言うのは、床、壁、天井を

めくると出て来る「下地」も、化学ボンドが使われていない「根太(ねだ)」と言う

無垢材を細かく配置し、一本一本丁寧に釘で留めている所です。

P6120137.JPG

実際、現場ではこれがまた手間がかかる為、構造用合板が開発されてからは

その施工の簡単さからあっという間に普及してしまいました。

 

で、その結果どうなったか?

↓ こうなりました。

構造用合板劣化.jpg

木造にも関わらず呼吸のできない建物が増え、昔は民家でも80年は持った

ものが、合板を使った住宅では30年も持たないと言う事実が浮かび上がって

いるのです。

 

一口に「自然素材」と言っても、実は健康や長持ちする性能が大幅に違って

くるほどの差が出ているのが、今の木造住宅の現状です。

いくら見た目が良くてもカタログからでは決して読み取る事のできない、住宅

の事実と言うものがあります。

マイホーム造りを真剣に考えるなら、実際の材料を見て、触れて、感じて納得

が行くまでとことん調べてみてくださいね。

健康住宅
自然素材
健康住宅
自然素材
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