アイジースタイルハウスの住宅建築現場では、客観的な視点で工事品質を調べる第三者現場品質監査を取り入れています。
法的な義務や融資条件として行われる現場検査よりも遥かに多い項目を、詳細な目視確認、厳密な審査基準で実施する第三者現場品質監査は、高品質な住宅の実現の為に欠かせない工程の一つです。
建築業界の『監査』について
一般的な建築業界の監査は「法令で定められた最低限の項目」をチェックするにとどまり、設計上問題がなければ多少のずれや甘いビス留めは見逃されます。
つまり、
・ビス留め箇所の精緻さ断熱材の入り方
・施工の均一性や仕上がりのムラ
などの細かい点までは品質の保証がない状況です。
その結果、同じ仕様だとしても施工する職人さんの腕前や経験に大きく左右されることが多く、「本当に安心できる家づくり」が実現しにくいのが実情です。

アイジースタイルハウスではこの現状を重く受け止め、“建物の隅々まで客観的に品質を担保する”ことを目的として自社検査に加えて第三者現場品質監査期間である「NEXT STAGE」による品質監査を施工する全棟に導入しています。
「株式会社NEXT STAGE」のヒンシツ監査サービスは、ユーザーが安心して購入できる良質な建物の提供、そして優良な事業者環境の拡大を支援することを目的としており、弊社では2019年より導入しております。

建物のお引渡し時、約100頁に及ぶ
監査記録書をお渡ししています。
監査の内容
監査において不適合が見つかった箇所は下記の流れで監査~修正を行い、全項目で合格してようやく次の工程に進みます。
1)指摘書で詳細をレポート
2)施工チームと是正計画を策定
3)基準を満たすまで再検査
弊社では、一棟の建物に対して完成までに自社による監査5回・第三者による監査5回の計10回の監査を行っており、各工程において詳細なチェックをすることで、常に客観的な視点を維持します。
全10回の監査は以下の工程で行われます。


Japan Housing Quality Award 2024 最優秀賞受賞
弊社ではこのような厳格な監査フローを経て、皆様のもとにお住まいをお届けしております。
そしてこの度、株式会社NEXT STAGE主催の「Japan Housing Quality Award 2024」にて弊社は最優秀賞を受賞しました。
こちらは、同社による現場監査を受けた日本全国の木造住宅を建築した業者から選ばれるものであり、弊社はノミネートされた3棟の住宅のうち2棟で最優秀賞、1棟で優秀賞を獲得しました。
合計6500棟にわたる検査を受けた建物のうち、全国的に見てもより高い品質の施工を証明する結果となりました。

授賞式の様子
- <建物部門>
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エントリー物件を一棟ごとに評価し、優秀な建物スコアをおさめた建物を表彰
- <会社部門>
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エントリー物件が3棟以上の会社を対象とし、建物スコアの平均が高い会社を表彰。