設計・施工管理課長
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より永く、より安全に、より快適に

2016年1月13日(水)

こんにちは宮地です

今年は暖冬で、とても過ごしやすかったんですが

最近の寒さで、とうとうシングル断熱の我が家でも、エアコンが始動しました

妻が言うには、何度もつけようかと思ったときはあったみたいですが

今まで我慢してくれていたみたいです

さすがにここ数日は寒かったですからね

電気代も9月から12月までは、毎月12,000円前後でしたが

おそらくこの1月2月はぐんと跳ね上がると思います

(昨年も1月2月だけ20,000円くらいになったので)

さむさむハウスの人は、3万とか4万とか言っているので

それに比べればかなり安上がりです

後は早く春が来ることを祈るばかりです

さて今週末は、今年初の完成見学会です

011516-thumb-500xauto-80945.jpg

共有型タイプの2世帯住宅となります

クアトロ断熱の効果が最大限に発揮できる吹き抜けのあるリビング

そして今回は

バーカウンターのあるキッチンや

中庭のウッドデッキを活かしたセカンドリビング

があります

また土地形状が南北に長いという特徴を活かした設計プラン

となっています

かなり見ごたえがありますので、ぜひご来場ください

最近録画した番組をいくつか見ましたが

物の価値というのを改めて考える機会になりました

例えば、創業260年の陶磁器販売会社を再生するという番組(テレビ東京系)

もともと食器の設計からデザインを自社で行い、そして全国の窯元たちが焼き上げるという

一つひとつが手造り品というのが魅力だったみたいですが

バブル崩壊のあおりを受け、中国産の安価な輸入品が市場に入ってきたことで、

同じように低価格商品に舵を切った結果、今まで愛用してくれていたお客様も離れて

しまったという話

この番組で、窯元職人さんが言っていたのが

「少し焼き色が違うだけで、買ってもらえないから廃棄になる

今はすべて同じ仕上がりでなければ受け入れてもらえない

本当は焼き色の違いが価値であり、世界に一つしかない手造りの良さなんですが」

というが印象的でした

そして、リフォーム前とリフォーム後を感動的に伝える有名番組(笑)

ここでは和紙職人さんが登場しており

和紙も当然手造りなんですが、規定の厚みや重さから外れてしまったものは

すべて廃棄していると言ってました

和紙としては何の問題もないわけですが、販売店の規定に合わないという理由で廃棄

*この番組に登場する匠と言われる方は、その和紙を使ってリフォームしてました(笑)

工業化製品として、同じものをたくさん作るという技術が発達し

世の中は大量生産によるコストダウンが可能となりました

実際私も消費者として、その恩恵を受けています

ただ物への愛着というか、簡単に廃棄してしまう世の中になってしまったのかな

とも感じます

私も安く買ったものは、正直あまり躊躇いなく捨ててしまっています

私達が扱っているものは住宅なので、そう簡単に廃棄されるものではないですが

日本の住宅寿命は30年前後、欧米諸国は70年から100年以上と

建て替え(廃棄)の期間がかなり短いです

弊社の理念の一つに「今ある家をより永く、より安全に、より快適に」という

概念があります

愛着を持って、永く安心して暮らしていただける家づくりが

これからの時代もっと必要になってくると思いました

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