住宅も長寿命国日本になる
2013年7月16日(火)
こんにちは、宮地です
お陰様で2度目の成人を迎えました(笑)
現在日本人男性の平均寿命は79.44才だそうです
そうなると、人生の折り返し地点を超えたことになりますが
まだまだ頑張っていきたいと思います
甘いものは得意ではないですが・・ローソク立ててもらえるだけでありがたいですね
よく言われるのが、長寿大国日本の住宅は短命であること
欧米諸国の住宅に比べて、日本の住宅は30年未満とかなり短いです
昔CMで、家は3回建てないと満足いくものができないなんて言われていたのも
日本の住宅が短命であることを表していますね
では日本の住宅は、なぜこんなに短命なのか
澤田先生の言葉を借りれば、住宅が文化ではなく産業になってしまった
工業化製品がどんどん進出し、家づくりの大量生産が行われたということです
先日参加したとあるセミナーでは
20世紀は平均化、大量生産を武器に、日本の製造業が大きく躍進したという
話がありました
平均化ということなので、如何に違いのないものを正確に作るかという技術が向上し
技術大国日本という言葉も聞かれましたね
このような時代背景からも、同じような住宅がたくさん建てられたのではと思います
これからは人も住宅も長生きする時代でありたいですね
個々のライフスタイルと住宅が調和するような、そして次世代に住み継ぐことが
できる可変性を兼ね備えた住宅が理想です
当社の設計コンセプトは
『時を越えた暮らしやすさ』と『家族のコミュニケーションを育む空間造り』
です
これが住宅を長寿命にすることだと思います