設計・施工管理課長
ブログ

一覧へ戻る

外断熱+遮熱リフォーム

2012年11月28日(水)

こんにちは、宮地です。

 

今日は久しぶりに現場レポートです。

10月中旬よりリフォーム工事をしている湖西市のH様へ、工事の進捗確認へ行ってきました。

今回は1階のスケルトンリフォームと、外壁をEPSボードセレクトリフレックスへ改装しています。

工事前はこのように、サイディングを使用していました

既存.JPG

現在は足場で見えにくいですが、EPSボードまで終わっています。

2012-11-28 09.04.48.jpg

内部の解体後はこんな感じでしたが

IMG_1640.jpg

現在は大工さんが下地の施工をしており、これからスペイン漆喰の仕上げとなります

2012-11-28 09.06.51.jpg

もちろん耐震補強工事もしっかりやっています。

画像 008.jpg

 

H様のお宅は、土壁と言われる工法で建築をされていたので、今回は外断熱と床断熱により性能を高める方法にしました。

ちなみに土壁というのは聞きなれない方も多いと思いますが、古来の木造建築では多く使用されていた工法です。

壁内に土を断熱材として使用する工法ですが、土なので壁内の調湿性も高く、湿気を吸ったり吐いたりしてくれます。

ただ断熱効果としてはそれほど高くないので、現在の建築としては断熱材としては使用していませんが、蓄熱性能は高いので、暖房の効き目は長く維持されます。

H様のお宅でも土壁からセルロースへの工事も考えましたが、土壁をすべて撤去するにはかなりのコストがかかります。

その為、あえて土壁の蓄熱性を利用して、断熱は外断熱と床断熱にしています。

もちろんセレクトリフレックスによる遮熱効果もあるので、夏の暑さ対策もバッチリです。

 

リフォームの場合は、どうしても現状の工法により、工事内容も規模も変わってきます。

当然工事費用も変わってくるので、現地調査や耐震診断を実施してご提案をしています。

お引渡しは12月中旬となりますが、ちょうど寒さも増してきたので、暖かい年末年始を迎えていただきたいと思います。

H様、もうしばらくお待ちください。

 

最近マスク比率が高いスタイルハウスです・・

2012-11-28 18.39.08.jpg

盗撮です(笑)

皆さんお気をつけください。

建築現場
断熱
構造
建築現場
断熱
構造
11月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

シェアしてね

ツイート
前の記事を見る
一覧へ
戻る
後の記事を見る

EMOTOP浜松

2020年10月 GRAND OPEN