傍楽? 傍が苦?
土曜日担当の吉田です。
昨日は弊社の社員総会が行われました。
その中で 「ブログコンテスト」 なるものがありますが、彼らが大賞で、我々工務部は圏外でした・・・・。
ちなみに、通知表なるものもございまして、こんな感じです。
ご指摘内容は真摯に受け止めます。
社員総会ではいままでも様々な先生方にお越しいただきましたが、今回は博多の歴女と呼ばれている白駒妃登美様にご講演いただきました。
1964年東京オリンピック招致の裏で奔走された フレッド.イサム.ワダさんの話し。恥ずかしながら初めて知りましたが感動しました。
(ワダさんの話はネットでも掲載されていますのでご覧になってください)
また、面白かったのは 仕事観の話しです。
英語のbusiness(ビジネス)の語源はbusy(忙しい)
日本でもかつて女性のキャリアアップ転職として定着した「とらばーゆ」という言葉は、フランス語のtravailであり、その意味は仕事・労働・労苦・骨折りということで、更に語源はラテン語のトリパーリアーレ(拷問する)なんだそうです。
これに対して日本の働くは、「傍を楽にする」が語源と言われています。
↑ 弊社代表 井上の著書より
なるほど、グローバルリーダーは仕事観の違いを認識しないと欧米企業と仕事ができないと本で読んだことがありますが、根本はココなんですね。
実は先月のアイジーワークスではこの言葉(傍を楽にする)を紹介しました。
「自分の役割を理解して行動し、相手を生かし、自分も行かされる。つまりはその循環が「働く幸せ」というものではないでしょうか」
(※いまの自分を超える51の思考法 より)
1件の家造りには30人以上の職人が携わります。その一人一人が、お客様に喜んでいただきたい、元請であるiGに貢献したい、前後の工程で関わる他の職人に気遣った施工をして喜んでもらいたい、そういう傍を楽にするという仕事観で取り組むことが大切なのですね。
来週はアイジーワークスを行います。
今回は安全に特化した内容で、こんな映像も見ながら勉強します。
安全を疎かにすると、傍に苦労させる。そうならぬようディフェンシブな取り組みも堅実に行ってまいります。