左官
2014年3月6日(木)
こんばんは
鈴木です
また寒くなってきました
風が冷たいですね。
くれぐれも体調管理に気を付けてください
さて、新築施工現場から
ちょうど左官工事をしていましたので
紹介します
左官の塗る下地は、石膏ボードです
ボードとボードの継ぎ目には、メッシュを入れて補強をします
木材の伸縮などで家は微動しています
その微動によって表面が、ヒビ割れをおこします
その割れを極力抑えるような働きをします
また、ボードをとめているビス頭にも、パテ処理をします
均一な塗り厚みにするためです。材料が痩せたときにそのビスの部分が
ぼつぼつと見えてしまうのを防ぎます
こうした下処理を行って塗りに入っていきます
経験したことがある方はわかる思いますが
なかなか材料が広がっていきませんし
コテ板からコテに材料を乗せることもままならない。
さすがプロです。
壁の面ごとに作業を進めていきます
繋がっているからと部屋をグルッとは塗りません。
材料は乾燥する際に縮んでいきます。
角の部分は、つなげて施工するとお互いに縮んで割れてしまうためです。
施工ひとつひとつに職人の技や経験が光るものです。
失敗もしているでしょうし、しっかりとHOW TOが身についているからこその職人ですね。