人間は前向きにできている。
月曜日担当の吉田です。
高木ブログにも紹介されていますが、昨日・本日の二日間、講演会や会議などで横浜に行って参りました。
(※高木め、オレ様の後頭部を載せやがって。。。。)
昨日は丁稚制度を今でも継承されている秋山木工秋山社長の講演を、本日は奇跡の杉を生み出す「愛工房」という乾燥機を開発された伊藤社長の講演を聞いてきましたが、いずれもパワー溢れる内容でした。
秋山社長には夜の懇親会で私の器を試され、ダメだしされ、来月には当社の協力会(アイジーワークス)にて講演していただくことになっているのですが、なんだか今からおっかない気がしています。 ちなみに、彼もダメだしされてタジタジでした。 (丁稚は修行が終わるまでの間、褒められることは一切ないそうです)
どんな講演会になることやら。。。。
さて、そんな講演会の最中、ある大工から着信がありました。 (あまりいい話ではないですが)
「次の予定、どうしようかと思って。。。監督の段取りが悪くて手戻りも多いし、納まり聞いていもわからないって言われたし。ちょっと、きついですよ」
と。
正直な話し、こういう職人さんからの相談は今までも、今でもたまにあります。
私も仏ではないので、一瞬 「何を!!!」っと思ってしまいますが、冷静に何が課題で改善のすべがあるのかどうか、そもそも愚痴なのかそうではないのかを判断し、当社社員の課題であると判断すれば、相手の主張を尊重するようにしています。
今回の件は、当社社員の勉強不足だな。。。と思う次第でございまして、技術的な部分もまだまだ教育せねばと痛感しております。
また、そう判断した上で、職人ともなるべくサシで話し合う場を設けています。
残念ながら現場の課題というのは職人やお客様からのご指摘が発端になることが多く、担当している当人から全てあがってくるということはなかなかありません。
従って、こうした職人からの直訴にも耳を傾け、全て前向きに生かす術を見出したいと思っております。
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秋山木工 職人心得28カ条
第14条 「前向きに事を考えられる人から現場に行かせてもらえます」
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ですね。 勉強させていただきます。