でも、耐震性はやはり重要だと思います。
月曜日担当の吉田です。
東北地方太平洋沖地震の時、私は車内にいました。
車が揺れるので、『風かな?それにしてもちょっと揺れ過ぎだな』と思いましたが、まさか、こんなことになるなんて。。。。恐ろしさと共に、無力さを感じたりもします。
私の住んでいる浜松では、今のところ生活に影響はでていませんが、私の両親が暮らす千葉県も、親類が多く暮らす福島県も状況は深刻で、食糧さえも手に入りにくいようです。
どんな小さなことでも、できることは何でもやってあげたいと感じます。
さて、今回の地震を受けて津波のことがクローズアップされており、「いくら耐震性がよくたって津波が来てはどうにもならん」と思われることがあるかもしれませんが、確かにそれも一理あります。
しかし、耐震補強工事などでの考え方として大切なのは、「生存スペースを確保して、逃げられるようにする」ということもあります。
地震が来て、その瞬間建物が倒壊しては逃げる選択肢すらないのです。
また、数年前耐震補強した私の実家では、今回の地震で何一つ倒れず、少し皿が動いた程度だったそうですが、近隣のお宅は宅内があらゆる物が倒れ、壊れ、グチャグチャになってしまったそうです。
命に関わるレベルでないにしても、耐震性が重要であることを再認識しました。
本日は春日井市M様邸のお引渡でした。
当社は2000年頃よりリフォームや耐震補強工事に専門特化し、そのスキルを新築にも生かしています。
デザインも使い勝手も大切ですが、やはり根本は長持ちすることだと思うのです。
これからも、永く安心して暮らせる家造りを実践していこうと思います。