フィトンチッド

皆様　こんにちは　山口です。

最近のネットニュースで見かけましたが、

スウェーデンの研究チームの調査で

睡眠時間が5時間以下の人と7時間の人では

死亡率が違うと13年にわたる追跡調査でわかったそうです。

気温も高くなり、夜、お酒を飲む機会が多くなります。

睡眠はしっかりとってくださいね。

さて本題へ。

フィトンチッドとは？？

「フィトンチッド」という言葉を聞いたことはありますか？

フィトンチッドとは樹木が発散する芳香、簡単にいうと

木の良い香りの成分の一種です。

森林浴に行くとリラックスできる、と言われるのはこの成分の効果です。

 

フィトンチッドとは、もともとロシアのトーキン博士が発見しました。

樹木は、有害な虫や細菌が接触してくることに対して、

自分で安全な場所へ移動することもできなければ

払いのけることもできません。

その為に考えたのが、香りを発散させて有害な虫等が

そもそも近づかないように身を守るという方法です。

フィトンチッドは直訳で、

フィトン＝植物が　チッド＝殺す　という言葉・意味をつなげて、

フィトンチッド＝植物の殺菌作用　という意味合いになりました。

実際にフィトンチッドには、殺菌・抗菌作用、防腐効果、

心身のリラクゼーション効果があります。

 

身近なフィトンチッド

身近にあるフィトンチッドとはどういう事か。

先述した通り、フィトンチッドには様々な効果があります。

この効果をうまく利用しているものがあります。

例えば、お寿司屋さん。

「美味しいお寿司屋さんのカウンターはひのきを使用し、

しっかりと磨き込まれている」ととある材木屋さんの社長から

聞いたことがあります。

また、ネタが並んでいるガラスケースの中には

ひのきの葉の部分が一緒に並んでいます。

また、一般家庭でも、まな板はひと昔ではひのきのまな板が主流でした。

今ではプラスチック製品が主流なので

「抗菌加工」という文字を良く見かけます。

時代の流れに伴って、古きよきものが無くなってきた、

ということでしょうか。

 

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