ささいな所ですが
花火大会、盆踊り・・・とろけそうな夏、ニッポンの夏。
妻とお出かけしていたジュニアは、受験の夏。
ジュニア、夏バージョン
さて、基礎、構造、屋根、サッシ、外壁、更に内装まで、あらゆる部位に
健康、長持ち
するための様々な工夫を施して建てる、お医者様も薦める
注文住宅
のお家。
しかし、何気なくスルーされているところにベントキャップなる箇所が
あります。
それが、ココ。

え?「どこ?」ってですか?
↓ ココですよ。ココ。
これ、現在の日本の新築住宅に例外なく設置される換気設備の一部。
かのシックハウスが社会問題となった時、国は根本的な解決を先送りし
風邪をひいてしまった後の「風邪薬」よろしく、全ての新築住宅への
換気設備の設置を義務付けてしまいました。
(いわゆる対症療法ですネ。)
その為、給気の為に開けた穴の保護カバー(ベントキャップ)がこの様に
見えるって訳です。
そんなベントキャップも外観デザインを損ねない様、外壁に合う色、控え
めなデザインのものを採用。
そして、こんな所にも ↓ こんな小ワザを効かせています。
これも何だか良く分からない所ですが、実はベントキャップ自体を伝って流
れ落ちる雨で、このキャップの両脇に雨ダレが付着するのを防いでくれる様
にデザインされているのです。
お施主様の夢のマイホームがいつまでもキレイでいられる様に、製造メーカ
ーさんも、言われなきゃ気づかないでしょ!?ってくらいささいな所にも気
配りしてくれている所がニクイですね。
夢のマイホーム造りには、それこそ膨大な数の決定をしていかなければなり
ません。
建てた後に、「えーーーっ!そんな事知らなかったーっ!」と後悔しない様
お施主様を支える様々な人たちが、色々な気配りをして初めて出来上がって
行くものなのですね。

