名古屋
プロデューサーブログ

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悩みに悩んで・・・

2013年11月21日(木)

こんにちは。杉山です。

ヒーター、コタツの季節ですね!

先日ホットカーペットの上に敷くカーペット(分かりにくいですが)

を買いにいきました!  こんなようなイメージ

カーペット①.png

 

どれにしようかな~・・・と見ていると

シャギーラグ、ベロア素材 キルティング素材。色々あります。

普段は見ない裏面の表示を見たりして・・・

あれ??

表示111.png

充填剤 ウレタンフォーム??

フカフカして低反発するやつです。スポンジです。 クッション材として使います。

建築の内壁の中の断熱としてもウレタンフォームは使われています。

ウレタン.jpg

 

そのカーペットは

値段も手ごろだったのですが、購入する事をやめました!

なぜならば

全てではないですが、ウレタンフォームの中には ポリ臭素化ジフェニルエーテル(略してPBDE)という難燃剤が入っている場合があります。

難燃剤・・・燃えにくくする薬剤です。

だからホットカーペット対応!納得。

 

このPBDE、ダイオキシンと類似した物質で、急性毒性は低いものの

一部の超高濃度暴露実験から甲状腺ホルモン系や精子形成などへの影響が示唆されているものです。

ダイオキシンと言われれば身体に毒だ!と分かりますが、ポリ・・・と言われても・・・という所です。

実際、このポリ臭素化ジフェルエーテルは 2008年にEU、および、米国のいくつもの州が使用を禁止しました。

上記の建築写真のウレタン断熱材も同じ。泡のウレタンを発砲させモコモコにするには発泡剤が必要。

発泡剤・・・厚みと断熱性を持たせるために添加する薬剤のこと(泡=静止空気を保有させる)

 

気持ちを切り替え 違うお店に行き

表示を見ると・・・

表示222.png

 

裏地に ポリプロピレン??? 噛みそうな名前です。

値段も先ほどの物より少し高いが、なかなかの触り心地・・・・しかし

これも購入をやめました!

 

熱分解時には、一酸化炭素、二酸化炭素、アクリルアルデヒド、ホルムアルデヒド、メタンなどが発生します!

ホルムアルデヒドは稀薄な溶液でも細胞機能を抑止し、死滅させる作用があるため細胞毒として知られています

 

さらにポリプロピレンにはフェノール樹脂が含まれています。

フェノール樹脂はフェノールとホルムアルデヒドを付加重合させてつくられる熱硬化性樹脂で

フェノールの毒性については、皮膚、粘膜に腐食性を示し、たんぱく質、細胞原形質を変形させます。

経口で体内に入った場合、粘膜腐食性が強いため消化器系粘膜の炎症のほか、腹痛、おう吐、チアノーゼ、血圧降下、過呼吸、けいれんなどの症状を示します。

たかがカーペットですが、されどカーペット!

結局、布製のカーペットを購入して帰りました。

 

今は繊維の話ですが、住宅業界で使われている「新建材」には

これらの毒物以外にも健康を害する物質が大量に使用されています。

普段くつろいだり、寝転んだり、リラックスをするはずの住宅が

毒で侵されていては、とてもリラックスする事なんてできません!

 

しっかりと自分の目で確かめて選んでいかないと!

ちなみに、私は神経質な方ではありません。むしろその逆です。

自分は外で働いているからいいですが、

普段家にいるのは奥さんです。

奥さんには健康でいてほしい

そんな思いでカーペットにも全力をかけて探しまくりました(笑)

神経質になる前に!すでに神経質になってしまった方も

コチラのお家を体感して違い比べて見て下さい!

11.23-24_完成見学会 愛知県刈谷市.jpg

23日   10:00 ~ 17:00

24日   10:00 ~ 17:00

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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