IG調査隊 部屋干し臭の謎??
昨日の名古屋市内の最高気温31℃・・・・・。真夏日。
昨年の同じ日で25℃、ちなみに本日は27℃。
スイス、アルプスの氷河が、この40年で4割減少したとか・・。
温暖化ですね。 調べるんじゃなかった・・・・・
暑がりの杉山です。
というわけで、 IG調査隊、杉山(笑) が、日々のちょっとした疑問を調べ、お伝えしていこうと思います。
さて、これからの時期、ジメジメが続く梅雨になるわけで、部屋干しが多くなる時期でもあります。
部屋干し=生乾きの嫌な臭い! という印象があります。いわゆる「部屋干し臭」です。
この部屋干し臭の原因。 大きく分けて2つ。
「汚れ」と「菌」です。
汚れに関しては 次回説明するとして、今回は菌について。
外干しに比べ、部屋干しが臭いやすいのは、
外干しより乾きにくく、雑菌の繁殖に必要な「水分」が洗濯物に長く残っている為です。
また日光(紫外線)による殺菌効果が期待出来ない事なども原因として考えられます。
ポイントは菌の繁殖に欠かせない「水分」をどう解消するか?という事になります。
名古屋店にはショールームだけでなく、事務所内にもスペイン漆喰を使っています。
漆喰は湿気を吸ってくれるって言うけど本当なの??そんな声にお答えして
事務所内約15坪の大きさで、風も光も入れず締め切り、暖房も換気扇も付けず、
午前11時 室内に「部屋干し実験」 開始。
室内温度24℃(上側表示)、湿度58%(下側表示)
緑色は快適ゾーン。快適な温度、湿度という状況です。
「こう見えても、私家事得意なんですから~!」 と デキる女子宣言の
弊社コーディネーター 坂(バン)。
8時間経過の午後7時。
室温24℃、湿度66% 室内の湿度が上昇、 80%を超えるとカビや菌が繁殖する空間になります。
そんな中 「まだ少し湿っているけど、臭いはOK!」と、大人女子を目指している弊社コーディネーター 坂 (バン)
そして翌朝 19時間経過。
室温24℃、湿度55% 洗濯を干す前と同じ状態に戻りました。
おそらく夜中には既に乾いていたと思われますが、坂さん、どうですか?
「臭いもなくて、ふわふわ~!」 と素敵女子発言 弊社コーディネーター 坂 (バン)
結果として、洗濯物から発散された湿気により、室内は若干湿度の上昇はみられたものの
洗濯物が乾くにつれて元の状態に戻りました。
洗濯したタオルからはは臭いも残らず、完全に乾燥している状態でした。
このように水分が残らず乾いてしまえば、菌の繁殖を塞げるので、臭いは無くなります。
洗濯物を干す間隔をあけたり、扇風機やエアコン等で乾かすという事も一つの対策法です。
しかし、凄いのは、風もない部屋でしっかり乾いてくれました漆喰のパワーです。
漆喰が何故そんなに凄いのか?
次回、その秘密にせまります。