敷地調査 with 若者
吉田です。
昨晩、火曜日から熊本ボランティアに参加している鈴木章史君からメールが入りました。
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ボランティアを始めて2日経ちましたが、
益城町の一部エリア【断層だと思われる】の建て物の倒壊が目立ちます。
テレビで良く見る1階が倒壊して崩れている状態です。
まだ倒れたままの家が多く、ボランティアの私たちでは手が出せないのが現状です
ボランティア先の方は、2回目の震度7がすごかったと口々にいっていました。
やはり余震も怖くて家の中にはいられない状態(しばらく車生活)だったようです。
またニーズとしては、家具の転倒や擁壁の倒壊が、また屋根からの雨漏りがあちこ
ちで起こっているようでその片づけを依頼してこられる方が多いです。
私たちが片づけをする家も内部は、クチャクチャでした。家具固定は大事だと改めて
認識しました。
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写真の画質が悪いですが、頑張ってくれているようです。
擁壁はともかくとして、家具固定は自らでもできることがありますので、すぐに取り組みたいですね。
このくらい(我が家)ならすぐできると思いますので、是非早々に対策を施して下さい。
さて、今日は上地君がバタバタしていたので、代理で設計課期待の若者山本君と敷地調査。
上地君から私にスイッチした途端、「まぁ一人でも大丈夫ですよ」なんて言い始めて、私との同行を拒んでいました。
そう言われるとどうしても行きたくなる。。。。
で、仲良く調査してきました。
(一方通行の愛、みたいな・・・・・)
この敷地調査、おおよそ敷地の様子がわかっている物件でもプラン確定前には必ず実施します。
敷地の高さ、大きさ、隣地のブロック外構状況、側溝の位置・大きさ、電線など上空障害、資材の搬入経路、日照条件、隣家配置などなど。
たまに境界はこの辺であろうという所に杭があるからといってそれを信用したら、ちょっと離れたところにも杭があってそっちが正解。そして、基礎工事途中にやり直した、ということも正直な話、あります。
またどこに家を建てるか、そこから排水勾配(落差)はどれくらい必要かなどによって盛土数量も変わり、当然コストも変わってきます。そんなこんなで重要な調査なんですね。
それに設計者がその土地にどんな家が建つとどんな暮らしになるのか想像することも大切ですよね。
我が家も隣のマンション管理地にある小林を眺めながら過ごすイメージで建てましたからね。
ということで、今頃山本君の頭の中には色々妄想が渦巻いているのでは?
頑張って下さい。
では、また。