設計・施工管理課長
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あえて憂う

2016年5月12日(木)

吉田です。
「備えあれば憂いなし」が一般的ですが、私が当社に入社して学んだのは「憂いがあるから備える」でした。 (憂い=予測される悪い事態に対する心配  と解釈するのがわかりやすい)
また、そんな教えもあって感じるのは、備えて憂いがないのは必ずしもいいことではない、ということです。勿論、不安で不安で仕方がない、という次元になってしまうと、それはいいことではないと思いますが、備えに満足して油断に繋がってはいけないと思うのです。
あえて憂いを抱き備える。大事ではないでしょうか。
昨日は豊橋磐田、本日な名古屋のアイジーワークスを開催。
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『備える』為に耐震・防災勉強会を開催しました。
過去の事例を見ながら
「もし寝ている時に大地震が起きたら」
「もし仕事中に大地震が起きたら」
「自宅が倒壊してしまったら」
「親戚の家が倒壊してしまったら」
「避難所での生活になってしまったら」
「事務所が被災してしまったら」
  ・・・などなど
我が事として考えるところからスタートし、
そして身の回りで備えるべきを考える。
また建築に携わる者として、施工時点でどんな点に気を付けておくべきか認識する。
そんな勉強会を行いました。
更にアイジーワークスの中には既にボランティアに参加した職人もいましたので、現地の話も聞いたりしました。
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(さすがに皆真剣な顔)
過去の地震でもそうでしたが、我々建築に携わる人は復興活動において大きな戦力になります。
被災地ではボランティアの方が怪我して被災者になってはならない、というのが鉄則です。従って、解体工事や屋根の修繕、重機の取り扱いは実務者が必要とされます。
つまり、万が一東海地域で大地震が起きた時、我々が復興活動の中心にならねばならない。
そう言った意味では、我々が防災に対して知識・意識を高く持つことは使命であるとも思えます。
今日だけでなく、定期的に学び、憂い、常に備えていきます。
では、また。

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