ヤング!
2016年5月9日(月)
吉田です。
先週末は名古屋市のC様邸に行ってきました。
デカイ! もとい、大きい!
内部は筋交いや金物が取付られ、もうすぐサッシが取り付けられる段階です。
で、梁
柱
(岡崎市以西は東濃檜、豊川以東は天竜杉を使用しています)
そう、今日お伝えしたいのは、ヤング係数(ヤング率)について。
E110 などと記載されています。
ヤング率(縦弾性係数)はその名の通り、物理学者のヤングさんが導き出した定数ですが、例えばどんな影響を与える数字かというと・・・・
ひずみ ε = σ/E (σ = 応力) とか
たわみ δ = Pl3/48EI (P = 荷重 、 l = 視点から荷重までの距離 )
てな公式で出てきます。つまり、ヤング率が大きければ、ひずみやたわみが小さくなる。
しかもダイレクトに影響します。
〝 木 〟なので1本ごとに数値は異なり、モノによっては50のモノも130のモノもあります。
一般的には杉なら、60ちょっとが平均なので、弊社で使用している最低でも70、多くが90以上のモノとなれば、全体の割合からするとヤング率が高い3割くらいを使用している、と思ってください。
まぁ、「へぇーー」 っと思っていただく感じでいいです。豆知識でした。
では、また。