今の自分に適した住環境
こんにちは宮地です
よく思いつくなと感心しています
日本の住宅産業はスクラップ&ビルドと言われていますが
これは建て替えることを前提とした価値観です
(家は3回建てないと分からないなんてCMもありましたね)
ただこちらのブログにもありますが、欧米諸国には住宅を流通していくという
流通するということは資産価値を維持しなければならないので
自分の家のメンテナンスも行うのが当たり前のようです
現在全国の空き家総数は約800万戸と言われており、空き家率も13%と
年々空き家の数は増加傾向です
ここで問題となっているのが、空き家の状態で放置されていて
メンテナンスもされずに、ただ老朽化された住宅も多いと言われています
空き家になった家の中には、中古住宅として販売される物件もありますが
老朽化した家は、土地の価値だけで査定され
寧ろ建物は解体するのにお金がかかるという理由で
価格が下がる原因となっています
建物がないほうが高く売れるというのもおかしな現象ですね
では、なぜ空き家ができてしまうのか
もちろん住む人がいなくなったからなんですが(笑)
ただ賃貸マンションやアパートは、住む人がいなくなれば
新しい入居者を探すという行為をするので、常に居住者がいる状態を
保つことができます
私も現在自宅を建てて7年になりますが
最初は結婚と同時にアパートを借りて、そこからまたアパートへ引っ越しをして
そして最後に新築をしました
その時の自分の生活環境に合わせて移住していた感じです
もっと言えば、人生の過程で、自分にとっていい生活環境は変わってくると思います
子育て期は、子供が学校へ通いやすいとか、近くに公園があるとか
子供にとって安全な環境とか重要ですね
子供が自立した後は、大きな家は要らないので、夫婦が暮らしやすい
家がいいとか、自分の趣味が楽しめる環境が大事にかもしれませんね
高齢になったら、交通の便がいいとか、庭の手入れとか大変になるので
マンションがいいとか、利便性が重要になったりします
その時に重要視する環境の整った住まいに暮らすことができる
そんな住環境社会というのも、これから求められると思っています
人の暮らしが多様化された社会になっているので
私達も様々な目線を持たなければならないですね
今回は写真がないので、こちらを
弊社の研修所から見える景色です
こういう景色を見ると落ち着きますね(たまにでいいですが)