設計・施工管理課長
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今の自分に適した住環境

2016年1月29日(金)

こんにちは宮地です

世代的には少し上なんですが、なぜかこの方の選択肢に

ハマってしまいます(笑)

よく思いつくなと感心しています

日本の住宅産業はスクラップ&ビルドと言われていますが

これは建て替えることを前提とした価値観です

(家は3回建てないと分からないなんてCMもありましたね)

ただこちらのブログにもありますが、欧米諸国には住宅を流通していくという

価値観があります

流通するということは資産価値を維持しなければならないので

自分の家のメンテナンスも行うのが当たり前のようです

現在全国の空き家総数は約800万戸と言われており、空き家率も13%と

年々空き家の数は増加傾向です

ここで問題となっているのが、空き家の状態で放置されていて

メンテナンスもされずに、ただ老朽化された住宅も多いと言われています

空き家になった家の中には、中古住宅として販売される物件もありますが

老朽化した家は、土地の価値だけで査定され

寧ろ建物は解体するのにお金がかかるという理由で

価格が下がる原因となっています

建物がないほうが高く売れるというのもおかしな現象ですね

では、なぜ空き家ができてしまうのか

もちろん住む人がいなくなったからなんですが(笑)

ただ賃貸マンションやアパートは、住む人がいなくなれば

新しい入居者を探すという行為をするので、常に居住者がいる状態を

保つことができます

私も現在自宅を建てて7年になりますが

最初は結婚と同時にアパートを借りて、そこからまたアパートへ引っ越しをして

そして最後に新築をしました

その時の自分の生活環境に合わせて移住していた感じです

もっと言えば、人生の過程で、自分にとっていい生活環境は変わってくると思います

子育て期は、子供が学校へ通いやすいとか、近くに公園があるとか

子供にとって安全な環境とか重要ですね

子供が自立した後は、大きな家は要らないので、夫婦が暮らしやすい

家がいいとか、自分の趣味が楽しめる環境が大事にかもしれませんね

高齢になったら、交通の便がいいとか、庭の手入れとか大変になるので

マンションがいいとか、利便性が重要になったりします

その時に重要視する環境の整った住まいに暮らすことができる

そんな住環境社会というのも、これから求められると思っています

人の暮らしが多様化された社会になっているので

私達も様々な目線を持たなければならないですね

今回は写真がないので、こちらを

2016-01-27 10.09.44.jpg

弊社の研修所から見える景色です

こういう景色を見ると落ち着きますね(たまにでいいですが)

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