設計・施工管理課長
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台風と空き家問題

2014年10月12日(日)

こんにちは、宮地です。

 

台風がまた上陸ということですが、建築業者からすると

現場の養生が大変です

台風19号はヴォンフォンというらしく、名前だけならかわいい感じですが

かなり大型の台風のようですね

先週の台風でも、雨漏り被害にあったお客様からご連絡があり

今週結婚式を控えている彼が大忙しとなりましたが

今回はあまり被害がないことを祈ります

 

7月30日に日本の空き家率が、過去最高の13.5%と発表がありましたが

それ以降空き家問題の新聞記事が多くなっています

2014-10-12 06.56.19.jpg

今日の新聞でも、増え続ける日本の空き家を問題視した記事が載っていました

現在空き家は全国で820万戸あると言われ

多くの国では経済状態によって上下しますが

日本は戦後から一貫して増え続けているとのことです

なぜ空き家が増えると問題なのか

資産活用がされないということもありますが

倒壊や放火の恐れもあり、地域にとって危険であることも問題です

今回のような大型の台風が上陸した場合

空き家の屋根や壁が飛んで、近隣宅に被害をもたらすこともあります

私も過去に空き家となっている家をリフォームしたいということで

拝見したことがありますが、住んでいないということは手入れも行き届いておらず

正直放置されている状態です

家は建てたら終わりではなく、住んでいく中で手入れも必要ですし

住むことによって通気され、家を健全な状態に維持することにもつながります

閉め切った家は、それだけで不健全な状態ということになり老朽化も進むということです

現在は建物が建っているだけで、固定資産税が減税されたりと

戦後の住宅取得促進策の仕組みが、危険な状態の住宅でも撤去しないという

持ち主目線の制度となっていますが

住宅はそこに住む家族にとって資産であると同時に

国や地方にとっても大事な資産であるという事だと思います

住宅は産業ではなく文化であれば、このような空き家問題も軽減されていくと

思います

長きに渡り顕在化してきた問題なので

すぐに問題解決という訳にはいかないと思いますが

住宅に携わる会社である以上、少しでもお役に立ちたいと思います

 

昨日から公開スタートした「街角モデルハウス」ですが

なかなか好評のようです

ちょっと気候が良すぎるので、断熱や遮熱性能を体感しづらいのが残念です

室内の空気感だけでも体感していただきたいと思います

今回は平日でも予約制で内覧が可能となっております

普段土日はお仕事で見学会に行けないという方は

ぜひこの機会をご利用ください

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