無駄な?剛腕
2015年9月26日(土)
土曜日担当の吉田です。
先週も書きました今秋の長雨、豪雨、台風18号の影響による雨漏り。本日は外壁がサイディング(弊社での新築ではないですよ)のお宅ということで彼と行って参りました。
度々登場している村松君。(なるべく色白に見える写真を使用しました。本来の彼は写真左下くらいです)
彼は弊社の現場では外断熱パネル(1枚1kgもない)を施工してもらっていますが、元々はサイディング張りを専門にしていた職人。(今でも他社さんの工事では施工しています)
サイディングってとても重い(1枚25kgとか30kgとか、モノによってはそれ以上のモノもあります)のですが、大きく重いサイディングを動きが不自由な足場上で操る彼らは、皆剛腕です。
村松君以外にも、磐田店エリアで施工している鈴木さんは一見ちょっと怖そうなベテラン剛腕。名古屋で施工している北澤さんはいつ見ても怖い剛腕。皆、体も見た目もイカツイ感じです。
そんな彼らが軽ーい外断熱パネルを張っているわけですから、何だか笑ってしまいます。
ちなみに、断熱パネルは加工が簡単なので大工さんでも施工できますが、あえてサイディング工事を主とする外装業者さんにお願いしています。何でか?
それは雨漏り対策について正しい知識を習得しているから。
防水紙をどうやって施工するのか、シーリングはどこにどのように施工すればいいのか、大切な知識と経験を彼らは持っています。マニュアル通りだけでは応用力が必要な注文住宅は施工できません。
彼らの剛腕にはあまり期待していませんが、彼らのキャリアに期待しています。(剛腕が見たい方は上棟の2週間後くらいに現場を覗いてみて下さい。)
では、また来週。