監督の醍醐味ってもんです
こんばんは、月曜日担当の村瀬です。
最近、朝晩は大分涼しくなりましたね。
暑がりの私もさすがにちょっと半袖では寒いくらいです。
これから引渡し、着工が続くので、体調を崩さないように
気を付けなくてはと思っています。
こちらはＩ様邸リフォーム工事が最終段階に入っております。
玄関のタイルの下地をつくっているところです。
見た感じは砂を敷いているだけのように見えますが、
バサ（バサモルタル）という砂とセメントを調合した材料を
レベルを取って均しているんです。
そして、その上にタイルを貼っていきます。
室内はこのような感じです。
天井には愛工房の杉の羽目板が貼られています。
杉の香りがして、とても心地良いです。
こちらはＬＤＫになります。
通路のど真ん中に柱が一本ありますが、本当は抜きたかったのですが、
構造上抜けないということで、残すことになりました。
壁と同じ漆喰で仕上げるのではなく、逆にインパクトを持たせて
パインの羽目板で仕上げました。
ＬＤＫです。
天井に段差が出来ていますが、これは増築した部分で、
梁を新たに入れた為に少し天井が下がっています。
天井に段差を付けても天井高さをなるべく確保して、
お部屋がなるべく広く見えるようにこうしました。
解体した状況はこのような感じになります。
矢印の部分が梁を新設した部分になります。
このようにリフォームでは解体しないと分からない部分があり、
当初の計画通りに進められないということがあります。
解体後に構造を確認し、納まりを判断し、お客様と打合せしながら
より良い方法を決め、工事を進めていきます。
このように、リフォームは新築に比べて図面通りにいかない部分が
多いので大変ですが、その分監督としての技量も試され、
それをお客様に満足頂けるような仕上げが出来た時は
なんとも言えない喜びがあります。
お客様のことを考え、知恵を絞って考える。
監督業の楽しさですね。
○イベント案内
本日ご紹介したリフォーム現場で完成見学会を開催いたします。
開催日時は、９月２６日（土）、２７日（日）
