余震も安心!
2015年8月1日(土)
土曜日担当の吉田です。
本日は磐田市I様邸にて防水検査を実施。
外回りは20分ほどヘルメット被って検査していますが、終わってヘルメットを脱ぐと、汗止めに溜まっていた汗が、『ポタポタポタ』と流れ出ました。なかなかの酷暑でございます。
防水検査段階では断熱工事も未完了なので、大工さんとしても一番辛い(建物内も暑い)ところです。
予報をみるとこの暑さも今日を境に少しやわらぐ(っと言っても暑いですが)ようなので、今が辛抱の時ですね。職人さんにも休憩を促すようにしています。
さて、I様邸では、コレがついていました。
制振ダンパーです。私がこのダンパーの事を詳しく知ったのが昨年の春頃だったでしょうか。『こりゃいい!』と感動し吉田家でも採用しました。
なんと言っても、『耐震基準不適合の家 VS 耐震等級2の家』の振動実験。色々な揺らし方をしたら耐震等級2の方が強い、ということになるのかもしれませんが、振動の周波数によっては強いと思われている建物が先に倒れてしまうこともある、という実例です。
また、一度大きな揺れに耐えたとしても、そこで傷んだ金物などは次の揺れで効力が発揮できません。要するに、このダンパーが地震エネルギーを吸収し、金物や梁・柱といった構造躯体にダメージを与えないようにすることが、より効果的、ということです。
もちろんコストはそれなりに掛かりますがね、万が一の事を考えれば決して高くない投資だと考えています。
【おまけ】
灼熱な日々、今日の大工さんはこんな感じでした。(哀愁あります。)
休憩中の風景。水分とって、風が通る場所で静かに休む。熱中症対策の基本です。