施工管理ブログ

一覧へ戻る

解体後が肝です。

2015年6月22日(月)

こんばんは、月曜日担当の村瀬です。


先日は、家族に父の日を祝ってもらいました。
 

まだまだ祝う立場と思っていましたが、祝われる立場になったのだと
なんだか感慨深いものがありました。
 

いつも私を支えてくれている家族に本当に感謝です。
 

さて、こちらは現在リフォーム工事中の現場になります。
 

RIMG2958.JPG

現在、解体工事が完了したところです。


構造体のみを残し、屋根、外壁、内部を全て解体する
スケルトンリフォームになります。


kaitai1.JPG

こちらは、解体中の内部の状況です。
 

奥に残っているのが、階段を支える下地になります。
踏み板、蹴込板が彫り込まれた材で階段を掛けています。
 

kaitai4.JPG

2階の小屋裏には、40㎝程の丸太の梁がありました。
古いお家だとよく見られる光景です。
 

柱を抜いて広いスペースを確保したい場所に大きな梁を入れて
もたせているんですね。
 

昔のお家の解体後の状況を見るのは大変楽しいですし、
勉強になります。
 

こちらはちょっと残念な状況です。
 

kaitai2.JPG

構造体である筋交いがエアコンのスリーブに貫通されており、
意味のない状況になっています。
 

kaitai3.JPG

基礎が人通口の為に斫られています。
 

施工後に人通口の巾を広げる為に斫り取られたのではないかと
思われます。
 

今の建築ではまずこのようなことはありませんが、昔の建物では
偶に見られる状況です。
 

今回のお家ではありませんでしたが、これ以外にもシロアリ被害
雨漏りによる構造材の腐食などがよく見られる状況です。
 

だから、リフォーム工事では解体後の状況確認に力を入れています。


今回も現地で設計、営業、施工管理の私でしっかり確認をして、
問題のある部分をどう対処していくかを打合せしました。


リフォームは今あるものに合わせて、納めを考えていかないといけないので、
新築に比べて、色々と考えることが多く、苦労も多いです。


しかし、監督としてはこれが楽しみであり、醍醐味なんです。


I様完成を楽しみにして下さいね。


★★★イベント開催のお知らせ★★★


7.5_RF構造見学会@名古屋DM.jpg

本日ご紹介させて頂いた現場で、リフォーム構造見学会を開催致します。
 

大工さんが補強作業を実演したり、断熱工事のセルロース吹込み実演など
なかなか見ることのできない過程をご覧になれます。

 

7月5日(日)10:00~17:00の開催になりますので、
 

ご興味のある方は、是非ご来場下さい。
 

⇒⇒⇒ 「新築施工事例」
 

⇒⇒⇒ 「新築工法・性能」

6月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

シェアしてね

ツイート
前の記事を見る
一覧へ
戻る
後の記事を見る

EMOTOP浜松

2020年10月 GRAND OPEN