工事も人も〝隠〟が大事
土曜日担当の吉田です。
本日は浜松でも30℃くらいでしょうか。デブにはこたえます。おまけに薄毛にもこたえます。何せ直ですから。日焼けすると皮がむけるんですよ。そんな経験ありますか?だから夏は嫌いじゃないですが苦手です。
ってな事を言っていたら職人さんたちは仕事にならないですよね。特に外部作業の職人さんは大変です。
浜北のU様邸では屋根工事が進行中。
↑↑ 最近腹が出てしゃがみ作業が苦しそうなオヤジさんと
↓↓ そんなオヤジさんの娘さんの旦那さん
屋根の下地作業中。
大(ダイ・・・彼の呼び名)がいつもより多めにビスをくわえています。
さてそんな下地にはいくつか大切なポイントがあります。
最近の雨漏り調査(私、雨漏り調査も専門でやっております)で、原因3連発の場所がココ。
外壁と屋根の取り合いですね。
昔はこのルーフィングを立ち上げることすらやっていない場合がありましたが、仮にやってあっても破れていて防水材として機能していないということが多いものです。そこで最近ではこうしてルーフィング+水切り板金の2重構造になっているわけですね。
これは弊社だけでなくどこでも標準的に施工されていることではありますが、我々施工管理としてはこういう隠蔽されてしまう箇所こそ実施確認をしていくことが重要な職務でございます。
他にもバルコニーのサッシがつくところの防水とか。
経年劣化するとサッシ自体が漏水することも希にあるので、万が一に備えサッシの下にくる部分まで防水しておくのです。
(トップコートで色を付けてあるのは、表面保護と美観の為です。隠蔽されてしまう部分はトップコートがなくても劣化することはありません)
最終的に綺麗に仕上げることも大切ですが、長持ちさせようと思ったら隠れてしまう部分にこそ品質視点のこだわりが必要なものです。人が陰徳を積むのと同じですね。
だから『どうせ隠れちゃうところだからテキトーでいい』 などと思っているような職人には、どれだけコストが安くても仕事はお願いしません。
これは私がお約束いたします。
ではまた来週。