適材適所
土曜日担当の吉田です。
昨晩はアイジーワークスのレクリエーションということで、ボーリング&懇親会を開催。(写真を撮り忘れました・・・)
お陰で本日は指が思うように動かず、タイピングすら苦戦しています。
本日は浜松市西区のI様邸へ 防水検査でございます。
縦や横の重ね合わせは基準以上か、開口部(サッシや換気口など)まわりの防水処置が適切か、などなど、基本的にはこの状態でも雨漏りしない状態であるように施工します。(この上に外断熱パネルを張り、左官材料で仕上げます。)
この写真のタイベックというのは外壁用の透湿防水シート。 そして右にちょっと見えているのは主として屋根の防水材として使用するルーフィングというものです。
その名もモラサンF1 (弊社新築ではこの製品を標準採用しています)
モラサン = 漏らさん です。 メーカーの意気込みを感じます。
なんで屋根用のルーフィングをここで使っているかと言いますと・・・
この右には玄関ポーチがありますが、その屋根の端部分がこの『モラサン』を貼っている部分になります。
外壁と屋根の取り合い = 下地を留めつけるために釘やビスを沢山打ち込む
⇒ 釘穴から雨漏りする ってことにならないように、『釘穴シーリング性』 という性能が高い防水材を使用するわけです。
こんな風にパイプに水を貯めて、それが釘穴から漏れないか10本試験するそうです。
当然モラサンは 10本中漏水は0(ゼロ)
※もちろんモラサン以外でも 0/10という性能がある製品はあります (無いものもあります)
じゃあ外壁も全部これで施工すればいいじゃない? っと思うかもしれませんが、壁は透湿性能も要求されますからね。
残念ながらモラサンは使えないのです。
建築資材も性能に応じて 適材適所 なのです。
【おまけ】
弊社の社員も適材適所。
鈴木章史は、悩み相談が得意?かもしれません (解決は苦手ですが)