良い家造りは人づくりから
土曜日担当の吉田です。
今週末は職人合宿訓練中のため、浜松市の山奥からお伝えします。
今回で6回目となる合宿訓練。1回平均10名(今回も10名)参加ですので、既に50名ほどがこの訓練を卒業していきました。
今回は弊社の新築工事では最も多い棟数を施工している西田建築さん(息子)が参加。散々誘って、散々『都合が悪い』とかわされ続けていましたが、『じゃあいつなら来れる?』と意地悪な質問して今回の参加となりました。
彼のみならず、皆『行って何になる?』と聞いてきますが、
『価値は自分で見出すものだ。訓練の機会のみならず、その価値まで与えられることを期待するなんて大甘だ!』って言っています。
家庭環境、職場環境、生い立ち、性格はそれぞれですから、一つの共通体験から皆が同じ価値を得るとは思いません。しかし一所懸命なら必ず大切なモノを何かしら得ていく事でしょう。今回もそんな機会になるよう、私も真剣に指導しております。
(娑婆っ気を断ちたいので、隠し撮りです。)
今回参加した業者さんは、大工・塗装・足場・設備・左官・屋根・断熱・材木と多岐にわたりますが、これは狙いの一つです。
1棟の家造りをする上で、『お客様の為に』という思いはもちろん大切なのですが、『後工程の職人の為に』という思いも大切だと考えています。同じ工事に携わる他の職人を気遣った施工をする、そして後工程の職人も前工程の職人のそんな思いに気付き感謝する。この繋がりが結果として品質をも高めていくのです。
この厳しい体験を通して、同じ場を体験した者同士が絆を育む。
いい家造りには絶対必要なことですね。
明日の訓練終了時、どんな新たな繋がりが生まれているか。とても楽しみです。
【おまけ】
情熱ヘルメットできました。
カッコイイ と思ってます。