ウサギと亀

月曜日担当の吉田です。

 

 

当社の自慢。

当然といえば当然なんですが、社員の自社建築率が高いんです。

 

静岡で監督をしている山本も、これから自社で新築します。

「おめでとう！」

建てたいと思いつつ、まだ計画が具体化していない私からすると羨ましいかぎりです。（私も増税前には、、、と企んでいます。）

 

正直なところ当社新築エリア外での建築ですが、特別です。「特別ですよ山本さん。」

 

ということで、奉献酒も特別に・・・・

静岡県ということで、コンコルゲン仕様です。

（たまたま酒屋さんが間違えたようですが、社員でよかった。）

 

これから基礎工事を行い、来月中旬には上棟となります。

 

 

さて、こちらや、こちらや、こちらでも紹介されていましたが、先週のアイジーワークスではTVなどメディアでも何度か紹介され、今では珍しい徒弟制度（丁稚）を実践されている秋山木工の秋山社長にご講演いただきました。

昨今では「いかに新人を即戦力化していくか」に焦点をおいて教育する事が多いですが、スキルばかり覚えても心（内面）が伴わないと、ある程度からの成長速度がグッと落ちていきます。まさに「ウサギと亀」

 

 

秋山木工さんには、職人心得28箇条というのがありますが、まず内面や習慣を磨いてからようやく現場に行かせてもらえるということが基本になっています。

（全て共感できることですが、中でも特に、というものを抜粋します）

 

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１．挨拶のできる人から現場に行かせてもらえます。

３．明るい人から現場に行かせてもらえます。

９．思いやりがある人から現場に行かせてもらえます。

１０．時間を気にできる人から現場に行かせてもらえます。

１１．道具の整備がいつもされている人から現場にいかせてもらえます。

１２．お掃除、片付けの上手な人から現場に行かせてもらえます。

１５．感謝のできる人から現場に行かせてもらえます。

１６．身だしなみのできている人から現場に行かせてもらえます。

２２．トイレ掃除ができる人から現場に行かせてもらえます。

２３．道具を上手に使える人から現場に行かせてもらえます。

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秋山社長「皆さんはこのうち何個できていますか？」

 

全員「・・・・・」

 

当たり前の事と思いつつも、「できているか？」と聞かれると自信がないものです。

 

感想を述べてくれた建具屋さんも

「一人前になったつもりでいたけど、天狗の鼻をへし折られた気分です」と言っていました。そう感じた人も多いはずです。

 

 

私も偉そうに知った風なことを言ったりしますが、まだまだ半端だと痛感しました。

 

 

この28箇条をすらすらと言える丁稚さんを見ていたら、

「オレ、自分達でつくった現場遵守10項すら完璧にいえない」

 

恥ずかしいばかりです。

 

いい機会をいただきました。

 

まず、率先垂範。　そして、修身・斉家・治国・平天下。

家でも会社でも現場でも、挨拶・掃除から確り実行してまいります