左官と右官
月曜日の吉田です。
当社の建物は塗り壁が多いのが特徴の一つですが、塗り壁を施工するのは左官屋といいますね。この名前、どんな意味?って思いませんか?
いろいろ諸説ありますが、
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1.宮中の修理の際に、仮に木工寮の属(さかん)として出入りさせたから「左官」という名前が使われるようになった (律令制度の四等官制度における最下官)
2.「木」の建築に関わる職を「右官」、「土」の建築に関わる職を「左官」と呼んでいた
(右官は大工をさします)
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この2説が有力なようです。つまり、左官とは立派な官位だったと考えられています。
確かに、昔の家の原材料は殆どが「木」と「土」からできていますから、左官職人が肝心要だったということは容易に想像できます。
そう考えると、なにやら左官職人の皆さんが高貴な方々に見える・・・ということはないですが、その技は確り継承して欲しいものだとは思います。
(ここ最近は塗り壁の需要が増えつつありますが、一時期、左官の仕事が激減し、残念ながら廃業してしまった業者も多く、若い職人の不足が懸念されています)
ということで、先週現場確認に伺った、岡崎市O様邸の外壁状況をドドッと。
今回の外壁左官(塗り壁)のパターンは、「ウェーブ」
実は、このパターン、当社のレギュラーパターンではないのですが、今回施工してくれた山本さんの得意パターンということで、現場打合せにてこれで施工することになったようです。
簡単なようで、なかなか難しいものです。勿論私にはできません。
でも、やってみたくないですか?
「オレ(わたし)、こういうの結構得意かも」というお客様。
是非、チャレンジしてみてください。
どこで?
当社のお客様感謝祭です。今年は左官の施工体験会を行います。
近日中にご案内できると思いますが、9月29日開催予定です。
ぜひぜひ、お越し下さい。
昨年の様子 ↓↓↓
今年の池メンはどうなることやら。。。