施工管理ブログ

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絆も大切ですが。。。

2011年12月26日(月)

月曜日担当の吉田です。

2011年という激動(国内も国外も)の一年が終わろうとしています。もしかしたら、これからの数年は更なる激動になるかもしれませんが。。。

3月の地震以降、流通がストップしてしまったり、9月の台風では家屋の被害が多数出たり、我々の業界にも大きな影響がありました。そして何よりも、これらの災害により、多くの方が亡くなられたり、今でも避難生活を強いられている方が沢山いる。普通に暮らせている我々は、ついついこれらの記憶を風化させてしまいがちですが、今一度この一年を振り返り、できる備えはしなければならない。そして、まだ始まっていないに等しい復興に向けて積極的にアクションせねばならない。絆も大切ですが、個々が前進する勇気と実践が大事だと思っています。 その点、こちらの会社は見習わねばと強く感じます。

できる備え、といえば、建築においては耐震補強もその一つ。

以前このブログでも書きましたが、『津波が来たらどうせ終わり』と諦めるではなく、まず津波が来るとわかったときに逃げられることが大切です。

倒壊した家屋の下敷きになっては、逃げる時間があっても逃げ出せない。つまり、耐震補強の目的の一つは、逃げるスペースを確保すること、地震と同時に家屋を倒壊させないことなんです。

当社では、大規模なリフォーム工事を行う際は必ず耐震診断を行い、必要な補強工事を提案させていただきます。 

今回工事したS様邸も、外周面には、『モイス』という耐力面材を全面施工し、補強を兼ねたリフォームを行っています。そして、外壁は地震の揺れにつよい、外断熱パネル&セレクトリフレックス工法を採用。 更に先導モデル採用。 

で、こんな感じに仕上がっています。

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床はパイン

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出窓の窓枠はパインのにかわボンド集成材

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壁はレビスタンプ。和室も石膏ボードを張ればこんな風にリフォームできます。大正ロマン風で素敵です。

ちなみにBeforeはこんな感じ。

DSCF4237.JPG

After

20111226 008.JPG

どうですかお客さーん!

全面ではないですが、セルロースファイバーも入っています。

まだまだ耐震補強が進んでいない東海エリア。

是非、リフォームと併せて検討していただくことをお勧めします。

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