足場マニア 日本の美学を再確認する っの巻!
2011年1月17日(月)
月曜担当の吉田です。
ちょっと、お時間をいただきまして、香港に行ってきました。
感動です。
何が?って?
こんなこと言っちゃ、あちらの方に失礼かもしれませんが、「テキトーさ」に感動です。
色々理由はあってあえて、、、、ということですが、
足場が竹造なんですね。(有名な話らしいですが)
しかも、聞けば、どんな高層ビルでも竹だそうです。もちろん、強度の根拠はないと思います。(テキトー)
※ちなみにこの↑↑↑写真の現場は、日本の大手ゼネコンが施工者でした。
更に、
普通に、歩道にガッツリ材料を置いて、作業しています。もちろん道路の規制も交通誘導員もいません。(テキトー)
↓↓↓↓↓
これは朝顔という部材、というか構造。
万が一上部からモノが落ちてきても、ここで受けられるようになっているんですね。
流石にココは、テキトー っというわけにはいきませんね。観光客に迷惑掛かってしまいますからね。
ちなみに、日本の足場は、こう↓↓↓
もちろん 朝顔もあります。
部材の一本一本が計算されて、何度も実験されて、安全率も考慮して使われています。
ある意味、この堅実性は日本の専売特許。日本人だからこそできる業なんでしょうね。
そう思うと、他国にまね出来ない、目に見えないような部分にもこだわりをもって工事することが、日本における最高の美学なのではないかと思ったりするわけです。
“テキトー”に感動して、日本の良さを実感する。いい旅でした。