レッドシダーの匂いを嗅いで、北米を感じてみてください。
月曜日の吉田です。
最近、当社の現場ではレッドシダーを多く使用します。
レッドシダーは「米杉」と言われていますが、「杉」ではありません。
ヒノキ科クロベ属の針葉樹で、断面は大変“密”であり、適度な油もあり、外部の使用に適しています。
木材の断面が杉のように赤褐色であることから、米杉と呼んだそうですが、むしろヒノキの類だと思っていただくほうが正解です。
においフェチの私(変態ではありません)は、すぐに匂いを嗅ぐのですが・・・確かに杉というよりはヒノキ。でもヒノキとは違う。なんとなく北米の匂いがします(北米なんて行ったことないっすけど・・・)
で、そんなレッドシダーを使ったログハウスが今日から建て方です。
さすがIG!! 朝は雨が残りましたが、建てているうちに晴れてきましたぁぁぁぁぁ!!!!!!
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今回はティンバーフレームなので、材が四角い為、ログっぽく見えないですかね?
でも、ほら、私のむくんだ手と比べればその太さは一目瞭然!!
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(ホント むくんでますね。飲みすぎです)
明日には棟が上がる予定です。棟梁西田さん、頑張れ?!
レッドシダーは構造材以外にも、窓回りのモールとしてや、軒天・破風の材料としても使えます。
こんな感じ
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もちろん、無垢(むく)材なので、多少の割れや反りはありますが、それも建てて数年すると落ち着いてきます(内部の水分が抜けると変形が小さくなります)。あとはメンテナンスさえしていけば、サイディングなどよりも長持ちするものです。
木は製材されてもなお生き続ける。そんな風に私は思います。だから、造るときも、出来たあとも、大切に、大切に。
そうやって木材とも共存していきたいものです。