古き、良き古材
2010年9月24日(金)
こんにちは、豊橋店施工管理の伊藤です。
本日は、豊橋市O様邸で耐震改築工事をおこなっており、先日ダイニングキッチン部の天井、壁、床を解体させて頂きました。天井を解体し小屋裏が姿を表したのですが、それは見事な梁が出てきました。
現在、大工さんが床、天井下地を造作中で、せっかくなので梁を表し勾配の天井を作成しております。
当社、仕様の断熱材、ウールブレス!!!
梁をよ?く見ると線(墨)がついております。
昔の人はのこぎりや鉈で木材を引きます。小屋組みでは写真のような「曲がった木材」を使用しておりました。
この曲がった木材を組み合わせていく訳ですが、ここにこの線(墨)が重要となります。
これは壁芯、通り芯と言われ基準となる線です。この線と線を組み合わせていきます。
今現在の木造住宅では工場でカットされ柱も規格のサイズで形成されます。4寸柱だったり、5寸だったりしますね。
上記の写真のような梁はほとんど使用しておりません。
古き良き昔の良いところを残していきたいと思います