雨漏り診断士
月曜日の吉田です。
来週頃から兄弟ブログも更新します。私の内容はほぼ同じになる予定ですが、他のメンバーは『住宅メンテナンス工事』を中心とした内容で現場を紹介していますのでご覧になってください。
もちろん私もメンテナンス工事に多く関わっています。
実は一番得意なのは雨漏り診断です。
いままでもかなり多くの雨漏り現場を見てきましたが、更なるスキルアップを目指して、先週末『雨漏り診断士』なる資格(NPO法人が認定しているもの)を取得しに、同じ工務部メンバー3名と共に東京まで行ってきました。
試験結果はまだですが、大丈夫だと思います。
(競争ではないのですが、どうしても協会に存在感をアピールしたかったので1番に試験を終了しました)
丁度先週も雨漏り改修工事がありました。
カラーベストの屋根ですが、端部(ケラバ)の雨仕舞に問題がありました。
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板金部分は水切り(水を流す構造)になっていますが、ここに上から釘が打ってあったり、水返し(折り返しがついていて水が横に流れ出ないようにしてある)が潰れていたり、ゴミ溜りがあったり、そもそもこの水切り板金の下まで屋根の防水紙(アスファルトルーフィング)が張り延ばしてなければならないのですが、これが板金の手前で切断されていたり、表向きではわかりにくい不具合が確認されました。
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そして、ここで浸みた水が伝って最下部で野地板を腐らせていた、ということです。
勿論、施工者は雨漏りする構造にするつもりなどあるわけがないのですが、雨漏りトラブルは年々増えており、住宅に関するトラブル事象としては1位(又は2位)となっています。
実際に私も雨漏り調査を行った件数は、年間30件くらいあり、累計では100件を超えていますから、それも納得です。
『雨漏りの悩みを抱えている皆様、どんどんお問い合わせ下さい』って言いたいのですが、残念ながら、過去に当社を利用した事があるお客様のみ、対応させていただいております。
雨漏り調査は大変時間が掛かるもので、場合によっては数日にまたぐ事もあります。それ故に、あまり多くの調査が行えない現状です。
しかし、推定で何百万戸という単位のお宅で抱えているだろう雨漏り。
一日も早くその皆様に当社の調査で安心を提供できるように努めていきます。
最後に、今週もおまけ。
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左の小屋は私の『秘密の実験棟』で、中で色々商材の検証を行っています。
明日は、この塗料(ワックス)3種の化学物質発散量を実験します。
更に、おまけ
あまりにも雄大な 『 富士山 』
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あえて多言はしません。