『耐震補強勉強会』開催しました。
最近 『水』 にハマりかけている吉田です。
水は情報を記憶し伝達する、とよく言いますが、そう思って色々なものを見ると面白い事が沢山あります。
そもそも人間の体は70%が水、といいますし、宇宙(星)の調査でもまず水があるか、あった痕跡があるか、ということが生命存在の重要な要素として調べられていますからね。
水の存在の重要性は世界中が認識していることです。
勿論、家造りにも 水 の存在は不可欠です。
軸組みの木は水と土からの養分と日光を得て育ちます。
塗り壁も、クロスの糊も、コンクリートも、皆 水の力を得ています。建築と水は切っても切れない繋がりがあるのです。(そもそも人間自体、水との繋がりは切る事ができません)
もし水に情報を伝達する力が本当にあるなら・・・・・・イメージしただけでもワクワクします。
さて、現場は・・・
先週末は、大工工事完了の検査3件を行いました。
その内の一件、磐田市のN様邸。
内部はこんな感じ
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ロフト、というか、中3階というか、ちょっとした隠れ部屋があります。
(写真の奥、暗闇の中)
もしここが私の家なら、必ずこの部屋をGETしたい、と思いました。
じっくり本が読めて、ぐっすり眠れそうな部屋です。
内部を見ていると、大工のこだわりを発見。
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壁の石膏ボードの継ぎ手を互い違いにしています。(わかりますか?)
もちろん一枚のボードで仕上げるのがBESTなんですが、場所によって大きなボードは搬入できない
為、こういった継ぎ目ができます。この継ぎ目を互い違いにずらしたり、ボンドを入れたりするのは、仕上がった後の割れを軽減する効果があります。
外部はこんな感じです。
曲線を多く用いた仕上げで、やわらかい感じに仕上がっています。
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そして今日は、と言いますと
先ほどまで耐震補強工事をお願いしている大工さんを呼んで、耐震勉強会を実施。
皆、ベテラン大工で、当社の耐震工事も多く経験している方達ですが、補強方法や写真の撮り方を再確認しました。
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やめて!っと写真を拒む大工さん。
職人さんって、シャイなんです。(でも最近はだいぶ写真慣れしてきました)
我々も職人さんも、共に日々勉強、日々成長です。