珪藻土+漆喰の塗り壁
月曜日の吉田です。
豊橋のA様邸の大工工事が完了した、ということで、その完了検査に行ってきました。すでに内装屋さんが下地処理に入っていましたので、記念に一枚!
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ブログに載せるのでちょっと写真撮りま?す、っというと大抵の職人さんが『え゛? !!』といい、若干の拒否反応を示します。 我々おじさん達(最近自覚がわいてきました)にとってはなかなか写真を撮られる機会も少ないですからね。恥ずかしいんです。気持ち、わかります。
あまり撮ると品質に影響が出そうなので一枚だけにします。
さて、その他の内部は・・・
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塗り壁の部分は下塗りが途中まで進んでいます。
塗り壁はインナーコートを使用しています。
インナーコートとは・・・
珪藻土と漆喰をブレンドした自然素材で、ひび割れに強い内装材です。アンダーコート(下地材)にはしなやかな特殊繊維が配合されており、繊維同士が絡み合うことにより強度を確保しました。
では珪藻土ってどんなもの?
端的に言えば、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)ということになります。
ちょっと調べたら面白いことが書いてありました。
太平洋戦争中には、ベントナイトと共にビスケット及び乾パンやキャラメル等、菓子・食品類の増量剤として使われたことがあったり、アイヌ民族では珪藻土を「チ・エ・トイ」(我ら食べる土)と呼び、少量を汁物のとろみ付けに使ったり、山菜を和えたりして食べたそうです。しかし、飢えのあまりに大量に食べてしまった人々のなかには、便秘に悩まされたり、糞詰まりのため死ぬ人も出たとか。。。
食べちゃ駄目ですよ。
今日のおまけ
当社の現場管理(豊橋担当)伊藤です。
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トイレピカピカ大作戦 実行中。
最近、職人さんも気を遣って綺麗に使ってくれるようになってきました。いい事ですね。