このタイミングでのハイチの地震は何を訴えているのか。
月曜日の吉田です。
阪神淡路大地震から15年が経ちました。
しかし、世間の耐震に対する関心は年々薄れているようにも感じます。
そして、このタイミングでのハイチの地震。
建築技術の違いはありますし、『遠い国の出来事』と軽視しがちですが、被災地の惨事は忘れてはならないと思っています。
本日は豊橋の大工さんを集めて、耐震勉強会を開催しました。
補強内容自体はここ数年、特に違いはないのですが、強度を確保する為の注意点を再確認し、写真撮影基準の見直しを行いました。
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真剣です。
当社では耐震補強工事で補助金申請することが多く、その補助金を受ける為には写真による役所の検査があります(実地検査もあります)が、なかなか厳しいチェックがあるので、写真は重要です。
職人さんはカメラの扱いとか苦手な方が多いですが、これも大切な仕事。
しっかりマスターしてもらいます。
耐震補強についての記事には、こんな事が書いてありました。
建設業界において最も耐震補強が進んでいないのは『住宅』であり、その進まない理由としては、費用的な問題、業界への不信感、また中には「地震は来ないのでは?」 や 「生活や環境を変えたくない」という理由もあるようです。
地震が来ないのでは?っと言われてしまうと、我々としても何も言えませんが、地震が来ることは確かだと思うのであれば、何かしらのアクションは起こすべきでしょう。
私共もなるべく工事に関してオープンにしていきますので、参考にしていただければと思います。
さて、新築工事の状況をちょっと。
豊橋のM様邸は、ここ最近の寒波にも負けず、”あったか”です。
理由は、《 ダブル断熱 》
↑↑↑ 外断熱パネルです。
機械二刀流です。
セルロース工事を担当している澤木君。
この工事をやり始めた頃は私のほうが上手で、偉そうに教えていましたが、今では全く敵いません。
おまけ
M様邸を施工中 大工の伊藤君です。
なかなか真面目な大工さんです。