入ったら出す これ当然。
2009年8月10日(月)
土曜担当の吉田です。
先週ようやく梅雨明けしましたが、この一週間は雨漏り調査の一週間でした。
雨漏りの原因は分析すると様々ありますが、ザックリ括ると
『日本建築の特徴をよくわかっていない職人や建築会社が多い』
ということが根本ではないでしょうか。
つまり、日本建築は、水が入っても出口がある。通気がいいから濡れても乾く。これが基本。
しかし、失敗事例は、一滴たりとも水の浸入を許さない。
→ 結果、数年後劣化してくるとある部分に浸入口ができるが、出口が無い為壁内等で水が溜まり、内部に雨漏れする。しかも、水が滞留する為木材が腐食する場合が多い。
先週もそんな理由で ↓↓↓↓
あえて、コーキングをカットして対処してきました。
ポイントは入り口を塞ぐ、ではなく、出口を作る、です。
さてさて、私が屋根に登って比較的地道な調査を行っているとき、新築現場では、
上棟(浜松市内)
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そして引渡し(同じく浜松市内)
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新築を見ながら、雨漏れ調査を行っていくと、色々勉強になります。