木だって色々
2009年4月25日(土)
土曜日担当の吉田です。
先週は野草の話しでしたが、今週は甲殻類の話をちょっと。
私、釣りが大好きですが、釣れない時でも手ぶらで帰りません。こんなモノを土産にしています。
①カメノテ
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見た目は悪いですが、塩茹でまたは味噌汁で美味しくいただけます。
②ベッコウガサ
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これは煮る事が多いかな。
③ショウジンガニ
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これは味噌汁ですね。
その他にも色々あるんですが、話題がそれ過ぎてしまいますので、このくらいで。
どれも美味しいですよ!(私にとっては)
《 本題 》
木造建築で使用する『木』にも色々種類がある事はご存知の方も多いかもしれませんが、更に深掘りして、その強度にも色々あることをご存知でしょうか。
もちろん材種によっても異なります。
最もわかり易い指標が、『ヤング係数』というもの。
柱を見てみてください。印字されているか、シールに記載されているか、いずれかで表示されていると思います。
〈例〉
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このE90 とか110とかがそれです。
※ちなみにSD15とは Surfaced Dried = 仕上げ済み乾燥材 含水率15% という意味。
では折角なのでこのヤング係数がなんなのか、少しふれます。
ヤング係数E = 弾性係数
【 [ひずみ ε ]= [応力 σ ] / [ヤング係数 E ] (フックの法則)より、 】
つまり、同じ応力で考えれば、ヤング係数が大きいほどひずみが小さくなる、ということです。
勿論、この数値は設計上重要になります。
木ならなんでもいいわけではないんですね。
杉でも桧でも松でも集成材でも、柱なら何でもいい、というわけではないのです。
知れば知るほど、『木』は繊細で、面白いです。