電気配線
こんばんは。名古屋の施工管理の村瀬です。
最近上司の勧めもあり、自分の体の為に『レコーディングダイエット』
を初めてました。結果はこの1ヶ月程で“3.5kg減”と一応結果が
出ている状況です。
しかし、これからおいしい食べ物が沢山出てくる季節に入ってきて、
すでに誘惑に負けちゃいそうです....
『ガンバレ、自分! 誘惑に負けるな、自分!』
さて、今回のお題の『電気配線』に関してですが、皆さんはどのような
イメージなんでしょうか?
実際の建物では、配線を表に出すと見た目が悪いので、天井裏や壁の中
に配線を入れてしまうことがほとんどです。だから、どこにどのように
電気配線されているかわからないというのがほとんだと思います。
実際に配線工事は、構造段階で施工を行います。VVFというケーブルを
天井裏や壁の中に張り巡らし、差込コネクタを使って結束し、柱などに
固定されているスイッチボックスやコンセントボックスへ繋ぎ込みます。
結構この配線の仕方で職人さんの性格がわかります。
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リフォーム工事における配線工事状況です。
また、配線工事の際に注意しなければいけないことは?断線
?構造躯体に穴を開けたり、削ったりして配線させないことです。
?は、一番施工中に起こりうる事故で、大工さんが下地材を留めたり
する時に誤って釘で配線を突き破って断線させてしまうということです。
これは壁を塞いでしまうと見えない部分で起こりうることなので、
仕上がった後に『ここに電気が通っていない。』と気付くということが
ないように、配線を釘が刺さらない位置へ通したり、事前に大工さんへ
注意を促しておくことが重要になります。
また?は、構造体に勝手に穴を開けられるとその建物の強度にも関わっ
てくるので、事前に電気屋さんと配線経路や穴を開けてもいい場所を
確認しておく必要があります。
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分電盤まわりの配線状況
しかし、上の写真のように分電盤まわりは配線が多すぎるので、その
ような場合は、壁をふかして配線経路を確保することもあります。
最後に、電線接続などの一般用電気工作物の配線工事は、電気工事士法
により、『電気工事士』の資格を持った者でなければ施工できません。
勝手に施工されると、発火など事故の原因になります。必ずプロに
依頼して下さい。
それでは、次回は豊橋の伊藤さんお願いします。
お題は、『樋』です。