屋根
こんにちは、磐田店の浦山です。
お題をいただきました「屋根」についてですが、
一言で屋根といってもその形状や使われている材料には
多くの種類があります。
形状については代表的なところで
寄棟、切妻、片流れの3種類があります。
他にも入母屋、方形、陸(ろく)屋根、越屋根など多くの種類があります。
屋根の形状は、外観に大きく影響を与えるため、
デザインセンスが問われるところでもあります。
(カッコイイ屋根を作るのは本当に難しいです・・・。)
一般的に使われる材料としては瓦(粘土瓦)、金属板(ガルバリウム鋼板)、
スレートの3種類が最も多いと思います。
他にも特殊なところでは茅葺、銅板、桧皮といったものもあります。
(これらのものは寺社仏閣・文化財の修繕で使用されることが多くあります)
それぞれの材料によって色彩、形、耐用年数などが大きく異なるため、
きちんと比較検討して選択したい材料のひとつだと思います。
下の写真は、実際の瓦屋根の施工風景です。
まずは、野地板と呼ばれる合板を貼ります。
この合板は、耐水性能の高いものを使用しています。
野地板の上ににゴムアスファルトルーフィングという防水性能の高いシートを貼ります。
ここで防水の層を作ります。
次に瓦桟とよばれる材料を取り付けます。
この瓦桟に瓦を一枚ずつ止めていきます。
屋根に瓦を荷揚げし、瓦の施工に入ります。
屋根工事の完了です。
細かな部分は省いてしまいましたが工事の流れとしてはこのようになっています。
屋根は雨漏りの原因となる場合が多いため特にしっかりとした施工が必須の箇所だと思います。
どしゃ降りの雨の中で穴の開いた傘を差す人はいないと思いますし、そんなことをしていたら風邪を引いてしまい大変なことになります。
屋根は雨や風から家を守ってくれる大切な部分ですのできちんとしたものを作りしっかりとメンテナンスをすることが重要だと思います。
次は、横浜店の兼子さん「検査」についてお願いします。