施工管理ブログ

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いろいろな”強さ”

2008年7月8日(火)

“地震に強い家造り”
磐田店の浦山です。
更新が遅れてしまい大変申し訳ありません。
一般的に地震に強い家を造るために用いられている方法は、
“耐震・免震・制震(制振)” 以上の3種類が挙げられます。
それぞれを簡単に説明すると・・・
耐震・・・地震の力を受けても建物が壊れない(耐える)ように頑丈にする
免震・・・地震の力を建物になるべく受けない(免れる)ようにする
制震・・・地震の力を吸収する装置を組み込むことで建物の破壊を防止する
これまでは、耐震が住宅の分野ではほとんどのシェアを占めていたといえますが、近年では免震・制震が用いられることも増えてきました。
それぞれに異なったメリットがあるため、構造方法の違い・建物の規模によって使い分けられていたり、また、複合的に用いられることもあります。
耐震の実例として、
DSCF8073.JPGDSCF8051.JPG
左の写真は、かべ震火という耐力面材の施工写真です。
この材料は壁倍率という強さを表す指標で、業界トップクラスの3.5倍という数値を得ています。
また、右の写真は筋交いの施工写真です。
筋交いは、在来工法では壁を強くするために古くからとてもよく用いられています。
そして、ただ頑丈にするだけではなく、かべ震火(耐力面材)と筋交いをバランスよく配置することで、建物の安定性を高めることも地震に強い家を作るポイントとなります。
DSCF8047.JPG
そのほかにも上の写真のようなホールダウン金物を初めとした
耐震金物、構造金物を適材適所にしっかりと取り付けることも重要です。
屋根を軽くすることなど、この他にも地震に強い家を造る方法はまだまだたくさんあります。
しかし、全てのことに通して言えることは当たり前のことですが、正しい専門知識を持った者が設計(計画)をし、それに則り正しく施工を行うことが重要だということです。
日進月歩、世の中に新しい技術や考え方が次々と出てくるなかで、それに負けないように日々勉強、私たちの仕事はとてもやりがいのある仕事だと思います。
さて、次は名古屋の村瀬さん「見えないところでびっくりしたこと」についてお願いします。

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