伏図
2008年6月21日(土)
横浜エリアを担当している兼子です。
明日からの週間天気予報を見ると「ゾッ」とするくらい傘マークが付いていました。
外壁の塗装工事、上棟、左官工事などの外工事が目白押しの1週間の予定が大幅に狂ってしまいそうで、ビクビクしています。
お題の伏図について、建築士の試験の為に勉強を始めたのが正直なところです。
当時(3年前)は、何を意味して書いているのか全く分からないまま、伏図を書く順番を学習して、建築士の試験に受かることが出来ました。
この写真の状態を1F、2Fとに分けて平面上に書き、梁の掛かり方、寸法、柱の位置などを確認し、施工するものですが、意味を分かっていなくても、それらしくは書くことができます。しかし、実際の現場ではまったく通用しません。
構造を理解した人が書く図面と、そうで無い人が書く図面とでは、1本1本の線の重要性に雲泥の差が現れます。
もうすぐ建築士の学科試験の追い込みシーズン到来だと思います。まずは学科ですが、試験に受かる為の図面と実際の現場で活きる図面とは、しっかりと区別を付けて勉強することが、受かる為の近道だと思います。
建築は、日々勉強しなければならない仕事です。現場に出てからが本番であると、毎日感じています。
次回は、廣瀬さん。
「足場」についてお願いします。