施工管理ブログ

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基礎工事の注意点について

2008年4月16日(水)

こんばんは、久しぶりにブログを書きます増田です。
それにしても不安定な天気が続いていますね。外工事が思うように進まず頭の痛いところですが、職人さんと連絡を取りながら、工期に影響が出ないよう調整している毎日です。
「基礎工事の注意点」について
大まかな工事の流れとしては・・・
1.地縄、遣り方
2.根切り、地業
3. 配筋、型枠
4.コンクリート打ち
5.養生
特に注意している点としては・・・
1.建物配置と基準地盤面の確認
 地縄については必ず地鎮祭前に行い、お施主様に建物配置と地盤面 の基準高さ(BM)の確認を行います。特に敷地が変形している場合 には、軒先の先端が境界線にかからないか注意して確認します。
2. 配筋時における重ね継手長さとかぶり厚さ
 根切り、地業を行い鉄筋を組んだ後、鉄筋の継手部分の長さ、補強 箇所(コーナー部、T字部、通気口、配管等)、の確認を行うと共に
 底盤の配筋のかぶり厚さが充分確保できているかチェックを行ない ます。特に配筋検査においては、チェックに不備の無い様、第3者機 関による検査も行なっております。
3.立上りコンクリート打設前の型枠チェック及びアンカーチェック
 ベース打ちを行い立上り型枠を組んだ後、立上り基礎の位置、寸法 の確認と配筋が片寄っていないか、かぶり厚さが取れているかを再 度チェックします。また合わせてアンカーボルトの位置、特にHD アンカーボルトや土台継手位置部分のアンカーボルトについては必 ず確認します。
4.コンクリートの品質確保
 コンクリート打設の際、表面にジャンカ(骨材にセメントペースト が行き渡らなかった状態)が出来ない様、バイブレーターの使用と
 打設後の養生期間の確保に充分注意して業者に指示を出します。
 特に気温が高いときは直射日光や風の影響を避ける為、シートを掛 けるなど充分な養生が必要となります。
基礎は、上部構造物の自重や積載荷重などの鉛直力に対してだけでなく、地震や風などの水平力に対しても安全な構造体とする必要がありますので、工事においては都度確認しながら進めていきます。
次は「増改築に於けるチェックポイント」について
最近ますます親父っぽくなってきた?武田君。ヨロシク!!

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