地盤調査。
こんにちは小山です。
最近は朝寒くなってきましたね。
私も新聞を取りに外に出ますが、今日は半袖の上に一枚長袖を羽織ってしまいました。
さて、本日は地盤調査の立ち合いに、解体現場の確認をしてきました。
建物が建つ場所の四隅と中央を図っていきます。
こちらが地盤を調査する設備です。
スウェーデン式サウンディング調査、通称SS調査と言われるものです。
地盤調査にもいろいろとありますが、弊社では上記の調査法を採用しています。
中央にある棒を地面に差し込み負荷をかけていくことにより、
地耐力を図るものです。
今日の現場は表面50㎝は自重だけで沈み込んでいきましたが、
その下は固い地盤になっていました。
実際にはデータ分析の上、保証会社が判定しますので今の段階では大丈夫とは言えませんが、
おおよそ大丈夫そうかと思います。
地盤調査はなぜ行うのかというと、建物を建てた後に建物が不同沈下しないためにするものです。
建物が建ってから不同沈下した建物を何件も見てきました。
昔は地盤調査もせずに、昔から建物が建っていたから大丈夫など安易な考えで建物を建てていましたので
当然と言えば当然ですけどね。
不同沈下してしまったら、建物が傾き生活しずらいだけでなく、
耐震性が落ちてしまったり、排水管の勾配不良を起こして詰まったり、
外壁が割れてきたり、ドアのしまりが悪くなるなどの
建物への影響も出てきます。
何十年と過ごしていく建物になりますので、地耐力に応じてしっかりと対策をしていくことが必要ですね。
来週末からは、読書好きの人必見のこちらの建物の完成見学会です。
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