リフォーム時の断熱工事は重要です。
こんにちは小山です。
朝晩めっきり涼しくなってきましたね。
我が家の子供たちも夏服から冬服に変わりつつあります。
私はもう少し夏服で行きたいぐらいですが・・・。
さて、昨日は断熱工事をご希望のＡ様宅に現地確認で訪問。
2年ほど前に全面的にリフォームされたようですが、
断熱性を全く考慮していないリフォームだったため、屋根からの熱で夏は暑くてたまらないとのことでした。
小屋裏を確認してみると
やはり断熱材の姿はどこにも見えません。
既存の土葺き瓦屋根の土を下して、桟葺き瓦屋根（土を葺いていない）にしたようです。
土葺きは重たくなるというデメリットもありますが、
断熱効果や雨漏れ予防の効果があります。
2年前のリフォームでは屋根の軽量化のために土を下してしまっていますので
屋根の断熱性能が低下してしまったことで、夏に屋根からの熱で室内まで暑くなってしまっていました。
さらに室内では気密性を上げたために以前のような隙間風が無くなった為、
窓に結露が発生するようになったようです。
気密性を上げれば湿気の逃げどころもなくなってしまいますので
ペアガラスを採用したと言っても枠がアルミでは結露も当然の結果ですね。
我々の行うリフォームでは、性能の担保があってこそ快適に過ごしていただけると確信しておりますので、
ただ見てくれが良いだけのリフォームは行っておりません。詳しい内容はこちらまで。
見た目も重要ですが、毎日生活するうえで中身はもっと重要になりますので、
リフォームの際はお気を付けください。
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