日本の家は夏仕様。

冷え込んできたと思ったら、まだまだ日中は暑いですね。
半袖が懐かしいです。
こんにちは小山です。
今日は豊橋市細谷町の築100年以上の建物の確認へ行ってきました。

近所はこんな感じののどかなところです。
豊橋店受付嬢の村田さんも細谷町の出身でした。
のどかでいいとこと言ってました。
相談内容はこれからの老後に冬暖かくすごしたいとのこと。
夏は涼しくていいのですが、冬がとにかく寒いとのことでした。
もともとこの地方の家造りは、夏の暑さ対策のための造りにはなっていますが、
冬の寒さ対策にはなっていないのが現状です。
夏は、軒の出を深く出して日差しをさえぎり、
田の字の造りで風も良く通るように設計されております。
今回のお宅は３０年くらい前に改装工事をしており、
その際、床には１２㎜の合板を貼りその上にクッションフロアーを貼ってあるだけの
床になっていました。
１２㎜の合板だけでは断熱性もなく、寒いのも当然ですね。
ほぼ床下と同じ温度に冬は成っているはずです。
お施主様としては、床暖房を取り入れたいとの要望がありましたが、
まずは今の床の断熱性を向上させてからにすることにしました。
床の仕上げ材に３０㎜のパイン材を使用し、
床下にはEPSボード断熱材を入れて断熱をします。
特にパイン材は空気層も多くあり、断熱性があることに加え、
非常に柔らかいので、足触りも良く冬でも素足で歩いていただいても大丈夫です。
床暖房を使わずに材料だけで断熱性を確保できれば、
光熱費も安く済ませることが出来ます。
きっと今までとは比べ物にならない程、断熱性が上がり、
今年の冬は暖かくすごしていただけることだと思います。
来週末１５・１６日は東三河住宅展に出展します。
個別でRFの相談会も実施しておりますので、
断熱リフォーム・省エネリフォームをお考えの方はぜひご相談ください。
また、豊橋ｼｮｰﾙｰﾑでも随時個別の相談を受け付けておりますので
合わせてご利用ください。
今月のイベント

東三河住宅フェア

設計＆住宅資金相談会

訪問座談ツアー

薪ストーブ体験会
ぜひご参加ください。
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