同じ温度でも快適に過ごせる空間。

こんにちは小山です。
10月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
弊社ではスーパークールビズということで、
10月も延長しておりますので、暑がりの私としては助かります。
暑いと言えば、同じ気温でも人間の感じる暑さには差があります。
人間の感じる暑さは気温だけでなく、湿度も関係するからです。
昔の住宅は湿度を調整する素材ですべて作られておりました。
骨組の柱や梁はもちろんのこと、床や建具に至っても無垢の木材が使用されていました。
また、壁には土壁を塗り、障子戸も紙で作られておりました。
調湿する素材で作られていたからこそ、
暑い夏も寒い冬も乗り越えられてきたのだと思います。
しかし、現在日本で建築されている住宅の多くは、呼吸しないように造られています。
熱が逃げるからといって、壁の中に気密シートをはり、空気を移動できなくしています。
我々が目指している物は、昔の日本の住宅の性能を確保しつつ
現在の知恵を掛け合わせて住宅を作っています。
材質にもよりますが、檜で無垢のﾌﾛｰﾘﾝｸﾞ1㎡であれば、
およそ8畳分(25℃の時)の部屋の空気中の水蒸気を調湿できる能力があります。
我々の造りは、家中の床を無垢のﾌﾛｰﾘﾝｸﾞにすることはもちろんのこと、
壁・天井には漆喰の塗り壁を施工し、
家全体で調湿する工法になっております。
同じ温度でも快適に過ごせるのも、
調湿するかどうかで決まります。

無垢の床に漆喰壁
見た目もやわらかく心地よい空間となっております。
今週末は、実際に体験していただけるイベントとして
ｵｰﾅｰ様訪問のイベントを開催しています。
百聞は一見に如かず。
ぜひご体感ください。

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