25年後の住まい現状
こんにちは、中島です。
いよいよ8月に入り、夏本番って感じですね。週末になるとあちらこちらから花火の音が聞こえてきますし、今晩は地元の公園で盆踊り大会が開かれていました。
そして、市街ではこんな電車が・・・何だかわかります?
実は豊橋の夏名物『ビールでんしゃ』でございます。豊橋鉄道が企画している市電の期間特別電車です。(ビアガーデン感覚)
豊橋駅から運動公園まで往復するのですが、お弁当が付いて車内ではビール飲み放題にカラオケし放題という面白い電車です。もちろん完全予約制で貸し切りです。皆さんどう思われるかわかりませんが、実はこちら大人気らしく予約がほぼ埋まっているそうです。
何がお客様にうけるかわからないですねぇ。
さて、本日はお客様のお宅へ小山と同行でご訪問し、お家の診断を行ってまいりました。
理由は建替えか?新築か?どちらが一番良いのか?と悩まれていたお客様でしたので、専門担当としてご確認してまいりました。
築25年とバブル時期に建売住宅をご購入された住宅で、ご拝見させていただきましたが、我々専門員から見ると作り手側の都合の良い家になっておりました。
正直言って、お客様が気の毒に感じましたね。
サッシとの窓枠は隙間だらけ、サッシを止めるビスは一部無し。サッシの取付も1箇所はフレームが外へはみ出している。(施工手抜き)床断熱は一切なし。などなど・・・
お客様としては最初から隙間があったし、寒いし暑いし・・と『こんなもんなんだ』という感覚でした。
あと、すべてが新建材と呼ばれる材料での建築でしたので、フローリングは表面が剥がれ床ブカ状態、クロスは剥がれ、サッシもハの字状態でカーテンは結露によるカビが出ておりました。同業者として、本当に心が痛くなりました。
やっぱり、新建材ってこんなもんなんですよね。皆さん、新築時は新品できれいなので、安くてきれいなら安い方がいいって。どうしても目先だけで選んでしまうんですよね。
仕方が無いといえば仕方が無いですが。でも、今回のお客様の例を見ても、結局のところ20年過ぎに大規模なリフォームをしなければ維持できないという状況。安く手に入れたと思っても維持費を加算すれば結局高い買い物になってしまうんですよね。
こんな状況であっても、現在の建築業界では未だ新建材に頼り新築されている現状で、皆さん安くて良い住宅だと勘違いし購入されています。
新建材を使う住宅は仮すまい住宅(レンタル)のアパートだけで良いと思います。
本住宅では使う建材ではないですよね。もし、ご新築をご検討されている方は考えを見直してみてはいかがでしょうか?
もし、本住宅というのがどんなものなのか?このブログを見られ、一度見てみたい、知りたいという方が居ましたら、弊社ショールームへ見に来ていただきたいと思います。
知るだけでも必ず価値がありますから。
そうは言っても、なかなか行きづらいというお客様は、お気軽にお越しいただけるイベントがございます。
豊橋・豊川でお馴染みの『情報誌はなまる』にも見開き2枚目に掲載されておりますが、8月24日(日)に撒きストーブを使ったバーベーキュー、タイルアート、構造見学会など盛りだくさんなスペシャルイベントを開催します。
是非、この機会にこのイベントにご参加いただき情報収集していただければと思います。