ちょっと怒ってます
みなさんこんばんは、小林です!
今日はちょっと怒ってます!!!
(メーメーメーメー!!!ひつじも怒ってます。家族旅行・『まかいの牧場』の一枚より)
なんでかと言うと、
今朝ニュースを見ていると、いよいよ差し迫ったきた4月の『8%消費税増税』で、どれだけ生活に変化がおきるのか?を特集してました。
たしか
『年収1000万・ご夫婦・中3男の子・小6女の子』 の家庭と
『年収 500万 ・ご夫婦・中3男の子・小6女の子』 の家庭では
増税負担がどれだけ変わってくるのか?というものでした。
そこでは、住宅新築した場合、年収1000万以上の家庭は、ローン減税が拡充されるため、8%に増税後のほうがメリットがあり。
一方、年収500万の家庭は、『すまい給付金』が受けられるけど、増税負担のほうが多い為、損する。。。と、テレビ画面に写っていた年収500万の家族のアニメションの顔も、悲しそうな表情に。。。
その後も、何かと増税後の負担が負担がと。。。
私は、『えぇぇぇ。。。???』疑問でしかありませんでした。
正直、こんな大雑把な内容だけで、増税に絡めて損する・得するといった結論はNGですし、こんなイメージを一般の方に刷り込むマスコミもどうかと思ってしまいます。
なぜならば、建築費用や資金・ローンシュミレーションが無い中で、そもそも損得なんてわからないはず。
例えば、ご年収が1000万でもお借入額が2000万ならローン減税の拡充は関係ありませんし、ローンの金利も種類も一切分からないので、計算できませんよね。
情報操作ってよくいいますが、今日はほんといい加減だなぁとつくづく思いました。
正直、怖いですね。
ちなみに、主要国の住宅消費税負担の比較。

最近、色々な雑誌やチラシに「消費税アップの前に買っておくもの」とか「消費税がアップしたらこうなる」などの消費税がらみの文言が益々目に付くようになってきました。二つのプライス表示も目立っています。
消費税とはその名の通り、「消費される物」にかけられる税金なのですが、日本の場合 住宅にも課税され、現在は5%、来年3月以降引き渡しなら 8%かかります。
日本では国の定義は勿論の事、国民全体が「住宅は消費する物」という認識です。
だから、なんの疑問も抱かずに全ての「モノ」に消費税がかかります。
ところがヨーロッパや北米では教育や食品 そして住宅に関しては、非課税もしくは極端な軽減税率が採用されています。
図を見ればわかるように、アメリカやイギリス、ドイツなどは非課税です、その他の国もかなりの軽減税率が採用されています。
住宅はそこに住む家族にとっての資産である事は当然、国や地方にとっても資産でありうるという事です。
単純に考えても、50年後 その家自体が持つ性能も価値も落ちない住宅が良いと思います。
『大型の機械とダクトを通して一年中快適』系の住宅はやはり難しいです。。。
素材その物に その性能を持ったものが望ましく、機械は残念ながら15年位で壊れてしまいます。。。
素材自体が持つ性質も、永い時間軸で捉えないと いけません。。。
ある断熱材は20年経過で断熱性能が50%まで落ちるそうです。。。
性能が高い事が大切 < 性能が高い状態が、長期間維持される事が大切
ある条件が整えば、時間が経つに連れ強度が増していく無垢の木が良いのは当然の事です。
ほんの少しでも、自分たちの家造りが「消費財から資産へ」そして、地域文化の担い手でありたい。
そして、ほんの少しでも 新築よりも高値で取引される「本物のアンティーク住宅」でありたいと。
情報が多い時代だからこそ、その目で真実を確かめてください。
みなさんの後悔の無い家づくりを願います。
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