広くする場所と、広く魅せる場所
こんばんは。杉山です。
シークレット見学会として17日、18日に予約制内覧会を開催しましたが
現場に足を運んでくださった皆様ありがとうございました。
今週末がオープンハウスですので是非ご来場ください。
なんと、その現場の動画が完成しました。
慣れない私も初めて動画アップします!
是非覗いてみて下さい。
さてさて、
設計プランニングをする中で
「広い家が良い!」と
部屋の広さを要望される方がいらっしゃいます。
部屋が広い方が良いのは良いですが
ただ面積を広くするだけでは能がありませんよね。
効果的に、面積を広くした方が良い場所。
面積は決して広くはないが、広く見えて開放的な場所とを
分けて考える事が重要です。
例えば、洗面脱衣場
畳2帖の部屋に、洗面台と洗濯機が並び、
所狭しと荷物を置く事になるのが当たり前になっています・・。
このような場所ほど、広さを確保し、有効的に収納など効率的に
できると良いな~と思います。
贅沢かもしれませんが、3帖の洗面脱衣スペースを設けると
岡崎市 U様邸
洗濯機から取り出した洗濯物を
部屋干ししておいても、邪魔にならないですね。
春日井市 A様邸
余白スペースが生まれるので、棚を置いたり、収納にしたり
効果的に活用できますよね。
さてさて、さらには
広さを確保したい場所はリビング&ダイニングです。
広々したリビングは夢です!希望です!
一方でこんな事も・・。
心理学的には物理的に3.6m以上(畳2帖分)離れると
遠すぎて会話が成り立たないそうです。
※話を右から左へ受け流す!という感じ。
家族の距離感と物理的距離感は比例するという事です。
1.2m以内が楽しく会話をする距離感。
ダイニングを囲んで食事する感じです。
※これは磐田の佐原邸。
0.8m以内が、親密な距離感(家族、恋人)と言われています。
ワンちゃんも家族ですね!
CMでもやってる柔軟剤にもありますよね
「半径30cmの〇ピ〇ス」なんていうのが
距離が近ければ心も近づき
距離が離れるほど、人の心も離れるのでは・・・。そう感じます。
本題に戻りますと、広さは物理的広さではなく、
感覚的広さを取ってあげる様にしてはどうでしょうか。
という事です。
これはキッチンから見たリビングと和室の様子。
キッチンからソファーまでは3m以内の距離感です。
広さを感覚的に感じるのは、天井のコレ
赤線の△部分を広くしました。
平天井ではなく、屋根の形に沿って天井を高くしていきます。
いわゆる「勾配天井」という広さの取り方です。
もう1つはキッチンに立った時に
庭まで見えるように視界を遮らず、
奥まで抜けた造りにしてあげると広く感じます。
いわゆる「奥行感」という広さの取り方です。
コチラのお家で体感できます。
9月23日(土)10:00~17:00
9月24日(日)10:00~17:00
是非ご体感下さい。
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