風のつくり方③

こんばんは。杉山です。

私が暮らしているｱﾊﾟｰﾄ（築10年）では

先週から外壁塗装工事が始まっています。

10年に一度のメンテナンス（外壁塗装）をしなければ

雨漏りや劣化で躯体に影響がある為、塗装によって保護します。

建物を長期的に長持ちさせる為、仕方がない工事です。

分かっている事ですが、生活には非常にストレスです。

室内から見る景色。

塗料を使用する為、洗濯は干せない。

職人が出入りする為、カーテンは開けれない。

塗料やゴム等の薬品の匂いが非常に強い為、窓が開けれない

私の奥さんは、暗い、暑い、臭いで、家に居る事が出来ず

毎日ストレスで疲れてしまっています。

家を建てたのにメンテナンスでお金がかかるのも避けたいですが

今回感じた事は、光、風、空気を奪うだけでなく、

心のゆとりまでも奪われてしまう家にはしたくありません。

メンテナンスが必須である家も考え物ですよね。

私は仕事から帰って寝るだけなのですが、

窓を開けても足場の養生ネットで風が入って来ない！

あつ～い！　風がほしい！

さてさて

そんな前置がありながら、今日は風のつくり方第3弾

前回までのおさらいは

「風のつくり方①」をご覧ください。

大前提として

意図的に風をつくる事は出来ませんが、

風の流れや、風通しの良い方位など

風の原理原則を知っておく事は大切！！

そして風は、地形や建物など、影響を受けやすいです。

風のつくり方②をご覧ください。

前回までの内容から要約すると

①昼間は海から陸へ風が吹く。南から北へ　

②夜間は陸から海へ風が吹く。北から南へ

③河川や海などは特有の風がある

上記①②の原則を家造りに活かすには、

窓の配置を計画的に行い風を通す造りとする

南と北「対面」に窓を配置する事。

風はストレートに流れるので、風を妨げないよう壁を造らない

南側ﾘのﾘﾋﾞﾝｸﾞと北側に窓

このように「風の流れ方」と「方位」を理解して

窓を配置させると、風の通りが良くなりますよ！

おまけ

西尾市は佐久島　別名アートの島

「おひるねハウス」と名付けられたこの箱は

海からの冷たく心地よい風がピューと吹いて名の通りお昼寝できるスポット

①～③の原則を活かした場所です。

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